特許
J-GLOBAL ID:200903002190402981

ラビリンスシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-026191
公開番号(公開出願番号):特開平9-196186
出願日: 1996年01月19日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 軸受部ハウジング外に存在する液状の異物は勿論のこと水蒸気やその他のガスなどが軸受部ハウジング内へと侵入して潤滑油を汚染するのを有効に防ぎ、ポンプ、圧縮機などの安定した運転を可能とするラビリンスシール装置を提供する。【解決手段】 ラビリンスシール装置1にて、軸受部ハウジング100に固定されたステータ部10には、回転軸200の外周面に対面する内周面に複数の第1のステータ部フィン12を設け、更に、回転軸200に対しほぼ垂直な且つハウジング100の外側に位置した外側面に複数の第2のステータ部フィン13を設ける。又、回転軸200に固定されたロータ部30には、第2ステータ部フィン13に対面してこの第2のステータ部フィン13と協働してラビリンス構造を形成する複数のロータ部フィン36を形成する。
請求項(抜粋):
軸受部ハウジングの開口を貫通して延在する回転軸の回りに配置され、前記ハウジングに固定されるステータ部及び前記回転軸に固定されるロータ部を備えたラビリンスシール装置において、前記ステータ部は、前記回転軸の外周面に対面する内周面に円周方向に形成された複数の第1のステータ部フィンと、前記回転軸に対しほぼ垂直な且つ前記ハウジングの外側に位置した外側面に、前記回転軸の中心に対し同心的に環状に形成された複数の第2のステータ部フィンとを有し、前記ロータ部は、前記第2のステータ部フィンに対面する面に前記第2のステータ部フィンと協働してラビリンス構造を形成する複数のロータ部フィンを有することを特徴とするラビリンスシール装置。

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