特許
J-GLOBAL ID:200903002193870765

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-072529
公開番号(公開出願番号):特開平6-289382
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】高コントラスト比で視認性に優れかつ低コストの液晶表示装置を供給する。【構成】ツイステッドネマチック液晶層を透過した波長450nm、500nm、550nm、600nm、650nmの光の規格化ストークスパラメータS1'、S2'の回帰直線51との偏差の自乗和が0.05以下と成る印加電圧において暗表示を行い、光学補償層の遅相軸52と回帰直線51がS3'軸方向からみたポアンカレ球上で直交し、光学補償層の位相差δ(λ)はδ(λ)=180n±arctan((S1'cos2θ-S2'sin2θ)/S3')より定まり、上側偏光板の吸収軸53は回帰直線がポアンカレ球の赤道と交差する点A、Bを通る様に設定する。【効果】高コントラスト比で視認性に優れかつ低コストの液晶表示装置が得られる
請求項(抜粋):
電極を備えた一対の対向基板と、液晶層と、二枚の偏光板と、少なくとも一層の光学補償層と、少なくとも二値以上の電圧を印加可能な駆動手段から構成され、対向基板は、液晶層を挟持し、偏光板は、対向基板の外側に配置され、かつ、光学補償層は、偏光板と対向基板との間に配置されている構造を有する液晶表示装置であって、駆動手段は、液晶層を透過した複数の波長の光を、それぞれ規格化ストークスパラメ-タ(S1'、S2'、S3')で表したとき、そのうちS3'が、すべての波長の光について、同じ符号をとるようになる印加電圧を、暗表示において、液晶層に印加するものであり、光学補償層は、液晶層が、これを透過した複数の波長の光のそれぞれの規格化ストークスパラメ-タS3'が、すべての波長の光について、同じ符号をとる状態であるときの、リタデーションの波長分散特性と、実質的に一致するリタデーションの波長分散特性を有するものであり、かつ、光学補償層は、その遅相軸が、液晶層を透過した複数の波長の光の規格化ストークスパラメ-タ(S1'、S2'、S3')のうち、S1'とS2'に関して求められる回帰直線と、S3'軸方向から見たポアンカレ球上において交差するように配置され、偏光板のうち、光学補償層が存在する側にあるものは、その吸収軸が、前記回帰直線がS3'軸方向から見たポアンカレ球上において赤道と交差する2点のうちのいずれかを通る角度に設定されることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/133 505

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