特許
J-GLOBAL ID:200903002198060974

石炭燃焼排ガス処理用脱硝装置へのアンモニア注入量制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-044632
公開番号(公開出願番号):特開平8-238417
出願日: 1995年03月03日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 急激な負荷変化時においても脱硝装置出口NOx濃度を設定値近傍に維持するとともに、リークNH3 量を低減することができる石炭燃焼排ガス処理用脱硝装置へのNH3 注入量制御装置を提供する。【構成】 脱硝装置への被処理ガスの流量と入口NOx濃度に基づき求めた総NOx量21と、入口NOx濃度と出口NOx濃度設定値より求めた脱硝率に基いて算出した先行的必要モル比信号13と、出口NOx濃度の設定値と実測値の偏差に基づくフィードバックモル比信号15と、注入NH3 流量検出信号とに基いて石炭燃焼装置からの排ガス処理用脱硝装置へのNH3 注入量制御装置において、燃焼装置の負荷変化率と出口NOx濃度変化率、出口NOx濃度の制御偏差と制御偏差の変化率、入口NOx濃度変化率と入口NOx濃度の時間に関する二階微分、負荷変化率とミル起動停止指令信号後の経過時間のそれぞれに対するファジィ推論によりNH3 注入量を制御する制御器30を設けた脱硝装置へのNH3注入量制御装置。
請求項(抜粋):
石炭燃焼装置からの被処理ガス流量と脱硝装置入口NOx濃度により入口総NOx量を求め、入口NOx濃度と出口NOx濃度設定値により排ガスに対するアンモニアの先行モル比信号を求め、出口NOx濃度の設定値と検出値の偏差に基づいてモル比補正信号を求め、上記総NOx量、先行モル比信号、モル比補正信号に基づき脱硝装置へのアンモニア注入量を制御する方法において、負荷変化率と出口NOx濃度変化率、出口NOx濃度の制御偏差と制御偏差の変化率、入口NOx濃度変化率と入口NOx濃度の時間に関する二階微分、燃焼装置の負荷変化率と石炭ミル起動停止指令信号後の経過時間のそれぞれに関するファジイ推論のうちのいずれか1つ以上に基づき前記アンモニア注入量を補正することを特徴とする石炭燃焼排ガス処理用脱硝装置へのアンモニア注入量制御方法。
IPC (3件):
B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (2件):
B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/34 ZAB
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭63-042721
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-042721

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