特許
J-GLOBAL ID:200903002198920396

自動車用無段変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-051174
公開番号(公開出願番号):特開2003-247635
出願日: 2002年02月27日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】 クラッチの引き摺りトルクがエンジンの始動性に悪影響を与える心配のない自動車用無段変速装置を提供すること。【解決手段】 セカンダリープーリ5の幅の減少限度を実用上の最大変速比を達成するために必要とされる幅に規制する一方、プライマリープーリ4の幅の増大は実用上の最大変速比を達成するために必要とされる幅を越えて許容されるように構成する。変速制御手段33から出力される変速指令の値をエンジン2の始動時に限って実用上の最大変速比を越えた変速指令値(空転用変速比)に規制し、動力伝達ベルト6を弛ませてプライマリープーリ4を空転させる。プライマリープーリ4とセカンダリープーリ5との間の動力伝達を切ることで発進クラッチ11の引き摺りトルクがエンジン2やセルスターターに負荷として作用するのを防止し、エンジン2の始動性を確保する。
請求項(抜粋):
プライマリープーリとセカンダリープーリとの間に動力伝達ベルトを巻回し、変速制御手段からの変速指令に基いて前記プライマリープーリの幅を変化させることにより前記プライマリープーリにおける動力伝達ベルトの巻回半径を調整すると共に、前記プライマリープーリにおける動力伝達ベルトの巻回半径の変動に従動させて前記セカンダリープーリの幅を変化させることによって該セカンダリープーリ側の動力伝達ベルトの巻回半径を調整し、このセカンダリープーリの回転力を湿式多板式の発進クラッチを介して駆動輪に伝達する自動車用無段変速装置において、前記動力伝達ベルトを樹脂ベルトによって形成し、前記セカンダリープーリの幅の減少を許容する高変速比側の調整限度を実用上の最大変速比に対応する幅に規制する一方、前記プライマリープーリの幅の増大を許容する高変速比側の調整限度を実用上の最大変速比に対応する幅を越えて設定可能な構造とすると共に、前記変速制御手段には、エンジンの始動時に、前記変速制御手段に実用上の最大変速比を越えた変速指令を出力させる出力変速比制限手段を併設したことを特徴とする自動車用無段変速装置。
IPC (5件):
F16H 61/02 ,  F16H 9/18 ,  F16H 59:06 ,  F16H 59:42 ,  F16H 63:06
FI (5件):
F16H 61/02 ,  F16H 9/18 Z ,  F16H 59:06 ,  F16H 59:42 ,  F16H 63:06
Fターム (37件):
3J050AA02 ,  3J050AB07 ,  3J050BA03 ,  3J050BB04 ,  3J050CE01 ,  3J050CE08 ,  3J050CE09 ,  3J050DA02 ,  3J552MA07 ,  3J552MA13 ,  3J552NA01 ,  3J552NA08 ,  3J552NB01 ,  3J552PA21 ,  3J552PA47 ,  3J552RA27 ,  3J552RA29 ,  3J552RB02 ,  3J552RC01 ,  3J552RC02 ,  3J552SA34 ,  3J552UA03 ,  3J552UA07 ,  3J552VA37Z ,  3J552VA48W ,  3J552VA62Z ,  3J552VA65Z ,  3J552VA66Z ,  3J552VA68Z ,  3J552VA70Z ,  3J552VA74W ,  3J552VA74Y ,  3J552VA76W ,  3J552VB01Z ,  3J552VC01W ,  3J552VC03Z ,  3J552VD18W

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