特許
J-GLOBAL ID:200903002208125964

インクジェット印字装置のヘッドクリーニング機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004157
公開番号(公開出願番号):特開平10-193629
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【目的】 インクジェット方式の印字装置に使用される構造簡易なヘッドクリーニング機構を提供する。【構成】 印字ヘッド10がホームポジションに退入するときに、印字ヘッド10のアクチュエータ15がスライダ20の凸部23に当たることにより、スライダ20が後退しながら上昇する。後退限でキャップ60が印字ヘッド10のヘッド面13に装着される。印字ヘッド10がホームポジションから進出すると、スライダ20が前進しながら下降する。スライダ20が中段位置に達すると、爪部24がフック40に引っ掛かって、スライダ20が一時停止する。この状態で印字ヘッド10が前進することにより、ヘッド面13がワイパ70により払拭される。この払拭の後に印字ヘッド10が固定レバー25に当たり、キャリヤ20が回動することにより、爪部24がフック40から外れる。回動式のロックレバーを使用することなく、スライダ20が中断位置に一時停止する。
請求項(抜粋):
インクジェット方式の印字装置に装備される移動式の印字ヘッドのホームポジション近傍に配置され、印字ヘッドのヘッド面を払拭するワイパ及びそのヘッド面に装着されるキャップを備えると共に、印字ヘッドがホームポジションに退入するときに印字ヘッドの移動に追従して後退しながら上昇するスライダと、スライダを後退限から前進させる方向に付勢するスプリングと、スプリングに引かれてスライダが後退限から前進しながら下降する過程でスライダに係合して、スライダを移動路途中の中段位置に停止させるフックとを具備し、スライダは移動路途中の中段停止位置でフックから外れる方向に回動可能に支持され、ホームポジションから進出する印字ヘッドが、当該スライダに一体的に設けられた固定レバーに当たることにより、フックから外れる方向に回動してフックによる拘束から解放されることを特徴とするインクジェット印字装置のヘッドクリーニング機構。
FI (2件):
B41J 3/04 102 H ,  B41J 3/04 102 N

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