特許
J-GLOBAL ID:200903002210954200
頭外音像定位ステレオ受聴器受聴方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-332168
公開番号(公開出願番号):特開平5-168097
出願日: 1991年12月16日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 膨大な量の記憶回路を必要とせず簡単な構成で、動きのある音像定位の受聴感覚を高めることができる頭外音像定位ステレオ受聴器受聴方法を提供する。【構成】 記憶回路3、5、7および9中にあらかじめ格納された、実音場中の少なくとも2個の音源位置を規定する複数の頭外音像定位インパルス応答信号と、入力されるレベルの相異なる右チャネル入力信号1および左チャネル入力信号2とを、同時刻に独立にそれぞれ畳み込み演算器4、6、8および10により畳み込み演算し、左チャネル入力信号2から畳み込み演算により得られた右耳側の信号と右チャネル入力信号1から畳み込み演算によって得られた右耳側の信号とを右耳側の加算器11により加算し右耳に受聴させ、同様に左耳用の加算器12により左耳側の信号を加算し左耳に受聴させる。
請求項(抜粋):
実音場中の音源位置から左右両耳の特定箇所までの空間インパルス信号と、受聴器から左右両耳の特定箇所までの外耳道インパルス応答信号との演算により、任意の音源位置に対応した各個人ごとの両耳の頭外音像定位インパルス応答信号を求め、この両耳の頭外音像定位インパルス応答信号と音源信号との畳み込み演算結果を両耳受聴する頭外音像定位ステレオ受聴器受聴方法において、前記実音場中の少なくとも2個の音源位置を規定する複数の頭外音像定位インパルス応答信号と、レベルの相異なる左右2チャネルの音源信号とを同時刻に独立にそれぞれ畳み込み演算し、左チャネルの音源信号から畳み込み演算によって得られた右耳側の信号と右チャネルの音源信号から畳み込み演算によって得られた右耳側の信号とを加算し右耳に受聴させ、左チャネルの音源信号から畳み込み演算によって得られた左耳側の信号と右チャネルの音源信号から畳み込み演算によって得られた左耳側の信号とを加算し左耳に受聴させることを特徴とする頭外音像定位ステレオ受聴器受聴方法。
引用特許:
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