特許
J-GLOBAL ID:200903002211455533

積層板用難燃性エポキシ樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-229772
公開番号(公開出願番号):特開平5-043655
出願日: 1991年08月16日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【構成】 オキサゾリドン環とハロゲン基を含むエポキシ樹脂とジシアンジアミド等の硬化剤とからなる積層板用エポキシ樹脂組成物は、耐熱性および銅箔との密着性に優れ、同時に貯蔵安定性、難燃性および硬化の均一性が改善されている。【効果】オキサゾリドン環とエポキシ基を含むので、耐熱性および銅箔との密着性に優れる。また、オキサゾリドン環とハロゲン基の組み合わせにより難燃性に相乗効果を発揮し、それらを含むエポキシ樹脂組成物はワニスやプリプレグの貯蔵安定性が極めて良い。さらに、オキサゾリドン環とエポキシ基を同じ樹脂骨格に含むので、それらの基を別々の樹脂骨格に含むエポキシ樹脂組成物と比較し、硬化がより均一に進む。
請求項(抜粋):
(A)式〔1〕で示される構造を含むエポキシ樹脂、および(B)硬化剤を成分とする積層用難燃性エポキシ樹脂組成物。【化1】(式中、Rはそれぞれ独立に水素原子またはメチル基である。X1 〜X4 はそれぞれ独立にハロゲン原子、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基であり、このうち少なくとも1つはハロゲン原子である。R1 〜R4 はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基である。Aは下記式〔5〕又は式〔6〕である。〕【化2】〔式中、R1 〜R4 はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基である。〕【化3】〔式中、R1 ' 〜R8 ' はそれぞれ独立に、水素原子または炭素数1〜4のアルキル基である。Bは単結合、-CH 2 - 、-C(CH 3 ) 2 - 、-SO 2 - 、-SO-、-S- または-O- である。〕
IPC (2件):
C08G 59/26 NHS ,  H05K 1/03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-128916

前のページに戻る