特許
J-GLOBAL ID:200903002219304674

真空脱ガス槽内加熱・精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-176363
公開番号(公開出願番号):特開平6-081023
出願日: 1993年07月16日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 槽内付着物の加熱除去、槽の予熱、槽内溶鋼の昇温、粉体上吹きを全て同一のバーナランスで行い得る真空脱ガス槽内加熱・精錬方法を提供する。【構成】 酸素ガス、燃料ガスおよび支燃性ガスの少なくとも2種以上を同時に噴出できる多目的バーナを真空脱ガス槽内に配置し、(i) 脱ガス処理前には、燃料ガスおよび支燃性ガスを真空脱ガス槽内へ噴射して真空脱ガス槽内を予熱し、(ii)脱ガス処理時には、酸素ガスおよび/または燃料ガスと支燃性ガスとを溶鋼へ噴射して真空脱ガス槽内の溶鋼を加熱・昇温し、(iii) 脱ガス処理および溶鋼排出後には、燃料ガスおよび支燃性ガスを真空脱ガス槽内へ噴射して付着地金およびスラグを加熱・溶解除去し、または(iv)酸素ガス噴出孔であるバーナ中心孔より不活性ガスとともに粉体を吹き付け、脱硫、脱酸、脱炭などの精錬機能の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
酸素ガス、燃料ガスおよび支燃性ガスを同時に2種以上噴出できる多目的バーナを真空脱ガス槽内に配置して行う真空脱ガス槽内加熱・精錬方法であって、(i) 脱ガス処理前に、燃料ガスおよび支燃性ガスを真空脱ガス槽内へ噴射して真空脱ガス槽内を予熱し、または(ii)脱ガス処理時に、酸素ガスおよび/または燃料ガスと支燃性ガスとを溶鋼へ噴射して真空脱ガス槽内の溶鋼を加熱・昇温し、または(iii) 脱ガス処理および溶鋼排出後に、燃料ガスおよび支燃性ガスを真空脱ガス槽内へ噴射して付着地金およびスラグを加熱・溶解除去し、または(iv)脱ガス処理時に、減圧下粉体上吹きにより精錬の効率化を図ることを特徴とする真空脱ガス槽内加熱・精錬方法。
IPC (2件):
C21C 7/10 ,  C22B 9/04

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