特許
J-GLOBAL ID:200903002225854856

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-332527
公開番号(公開出願番号):特開平10-169416
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 ベーンタイプの弁開閉時期制御装置において、回転伝達部材と回転軸との相対変位を制限する位相保持用のロックバルブの耐久性を向上させる。【解決手段】 回転伝達部材18と内部ロータ22(回転軸)との間に形成された圧力室をベーン52によって進角室38a、遅角室38bに選択的に流体を供給して相対変位を可能とし、回転伝達部材18の退避孔40に配置したロックバルブ44と内部ロータ22の受容孔48に配置したピストン60との間に流体を供給する流体通路62を形成した。
請求項(抜粋):
クランクプーリからの回転動力が伝達されるバルブ開閉用の回転軸と、該回転軸と所定範囲で相対回転可能に外装された回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に形成され 内部に前記回転軸又は前記回転伝達部材の他方側に付勢されたロックバルブを収容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の他方に形成され 前記回転軸と前記回転伝達部材との相対位相が所定の位相で同期したときに前記ロックバルブが挿入され、底部に前記ロックバルブを排出可能なピストンを配置した受容孔と、前記ピストンを作動させるための流体を給排する第3流体通路と、前記退避孔と前記受容孔とが同期する位置に流体を給排する第4流体通路とからなる弁開閉時期制御装置。

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