特許
J-GLOBAL ID:200903002226642755

故障点標定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 紀男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-085848
公開番号(公開出願番号):特開平7-012879
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 伝送速度等が遅く伝送効率の低い伝送系が適用された場合でも、少数の伝送データを用いて高精度な故障点標定を行なう。【構成】 端末装置121 ,131 ,141 は、入力処理手段と、伝送制御手段と、受信手段と、中央判定装置との間でサンプリング同期をとるデータ同期手段と、事故検出手段と、電力系統事故前後の一定時間の電圧,電流データを記憶するデータ凍結手段を備えると共に、中央判定装置201 は、入力処理手段と、端末装置から伝送されてきたデータを受信する受信手段と、伝送制御手段と、同期調整信号生成手段と、事故検出手段と、前記事故検出手段の出力に応じて電力系統事故前後の一定時間の電圧,電流データを記憶するデータ凍結手段と、前記データ凍結手段で記憶されたデータから事故点を求める標定手段を備えている。
請求項(抜粋):
多端子送電線の各端子に設置される端末装置から伝送される電圧,電流の各データを用いて、中央判定装置により送電線の事故点を標定する故障点標定装置において、端末装置は、送電線の電圧,電流データを取り込む入力処理手段と、前記入力処理手段で取り込んだデータを中央判定装置へ伝送するための制御を行なう伝送制御手段と、中央判定装置からのデータを受信する受信手段と、前記受信手段で受信されたデータを用いて中央判定装置との間でサンプリング同期をとるデータ同期手段と、入力処理手段で取り込んだデータから電力系統事故を検出する事故検出手段と、前記事故検出手段の出力に応じて電力系統事故前後の一定時間の電圧,電流データを記憶するデータ凍結手段を備えると共に、中央判定装置は、送電線の電圧,電流データを取り込む入力処理手段と、端末装置から伝送されてきたデータを受信する受信手段と、端末装置との間のデータ伝送の制御を行なう伝送制御手段と、受信手段で受信した端末のデータと入力処理手段で取り込んだデータからサンプリング同期のための信号を生成する同期調整信号生成手段と、入力処理手段で取り込んだデータから電力系統事故を検出する事故検出手段と、前記事故検出手段の出力に応じて電力系統事故前後の一定時間の電圧,電流データを記憶するデータ凍結手段と、前記データ凍結手段で記憶されたデータから事故点を求める標定手段を備えたことを特徴とする故障点標定装置。

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