特許
J-GLOBAL ID:200903002227483685

積層体の締付構造及び締付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-256367
公開番号(公開出願番号):特開平11-097054
出願日: 1997年09月22日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 板状部材10が積み重ねられた積層体1を、簡単な方法により、所定の締付力で締め付けることのできる締付構造及び締付方法を提供する。【解決手段】 締付機構は、少なくとも一方のエンドプレート2と積層体の間に配備され、積層体を押圧する押圧プレート4と、基端部が押圧プレートに固定され、先端部がエンドプレートに開設された貫通孔21から臨出し、該エンドプレートの貫通孔21の中を移動可能に配備されて、押圧プレート4を支える支持棒5と、エンドプレートと押圧プレートの間に配備され、圧縮作用に対して反発力を有する弾性部材7と、支持棒の先端部に取り付けられ、弾性部材を所定の圧縮状態に保持する係止部材6とから構成される。係止部材は、弾性部材が所定の圧縮状態に保持される位置に配置される。
請求項(抜粋):
板状部材(10)が積み重ねられた積層体(1)の両端を一対のエンドプレート(2)で挟持し、該エンドプレートの貫通孔(20)にタイロッド(30)を挿通し、該タイロッドの両端から締付部材(31)を用いてエンドプレート(2)を締め付ける積層体(1)の締付構造に於て、少なくとも一方のエンドプレート(2)と積層体(1)の間に配備され、積層体(1)を押圧する押圧プレート(4)と、基端部が押圧プレート(4)に固定され、先端部がエンドプレート(2)に開設された貫通孔(21)から臨出する棒状の部材であって、該エンドプレートの貫通孔(21)の中を移動可能に配備されて、押圧プレート(4)を支える支持棒(5)と、エンドプレート(2)と押圧プレート(4)の間に配備され、圧縮作用に抗して反発力を有する弾性部材(7)と、支持棒(5)の先端部に取り付けられ、弾性部材(7)を所定の圧縮状態に保持する係止部材(6)とを具えており、弾性部材(7)を所定の圧縮状態に保持した状態で、タイロッド(30)の締付部材(31)を締め付けてエンドプレート(2)を積層体(1)側へ移動させることにより、押圧プレート(4)を介して積層体(1)を徐々に締め付けていき、積層体(1)が所定の締付状態に達すると、弾性部材(7)が所定の圧縮状態よりもさらに圧縮されて、押圧プレート(4)とエンドプレート(2)の間隔が狭まるようにしていることを特徴とする積層体の締付構造。

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