特許
J-GLOBAL ID:200903002236830762

巨大磁気抵抗ヘッドと磁気記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006579
公開番号(公開出願番号):特開平8-194919
出願日: 1995年01月19日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】バイアス電極を設けることなくバルクハウゼンノイズを低減する。【構成】非磁性基板11上に感磁部12が接合され、感磁部12の両側に一対の電極19、19’が配設されている。感磁部12は、反強磁性膜、強磁性膜、非磁性金属膜、強磁性膜、保護膜を備え、各膜がディスク23のトラック幅Tw方向と直交する方向に沿って積層されている。各電極19、19’間の検出電流20は、ディスク23に対して垂直となる方向に流れる。感磁部12に検出電流20が流れると、検出電流20の周囲にトラック幅Twに沿った磁界が形成され、この磁界の向きは磁化容易軸22の向きと一致するので、検出電流20に伴う磁界は強磁性膜の磁化に対してバイアス磁界として与えられ、バイアス電極を設けなくても、感磁部12に検出電流20を流すことにより、強磁性膜にバイアス磁界を与えることができ、強磁性膜の単磁区化が図れる。
請求項(抜粋):
少なくとも2層の強磁性膜間に各強磁性膜を互いに分離する非磁性金属膜が挿入された感磁部と、感磁部に電流を流す一対の電極とを備え、感磁部の各強磁性膜の磁化の向きの差による抵抗変化特性を示す巨大磁気抵抗ヘッドにおいて、前記感磁部は磁気記録媒体に対して垂直な面を基準として前記各層が積層され、前記一対の電極は各電極が磁気記録媒体に対して垂直方向に分かれて配設されていることを特徴とする巨大磁気抵抗ヘッド。

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