特許
J-GLOBAL ID:200903002237620621

メモリキャッシング方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320395
公開番号(公開出願番号):特開平7-175724
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 キャッシュブロックのリプレースメント制御方式に主メモリへのアクセス経路の輻輳情報を考慮させ、特定のアクセス経路にアクセスが集中することを防止し、システム全体のメモリアクセス時間を低減することが可能となる。【構成】 キャッシュメモリ2は、リプレース可能なキャッシュブロックから主メモリへのアクセス経路をアクセス経路情報としてアクセス経路監視機構4へ送出し、アクセス経路監視機構4では、得られたアクセス経路情報に従って各アクセス経路の輻輳状況を検出し、ブロック選択機構3に送出する。ブロック選択機構3では、各アクセス経路の輻輳状況から判断して最も混雑していないアクセス経路を選択し、選択されたアクセス経路を使用するキャッシュブロックをリプレースブロックとして決定しキャッシュメモリ2へ、その情報を送出する。
請求項(抜粋):
所定のアドレスのデータを格納可能な複数のキャッシュブロックを有するメモリキャッシング装置におけるメモリキャッシング方法であって、複数のアクセス経路により主メモリをアクセスする主メモリアクセス手段による全てのアクセス経路の輻輳状況を検出する輻輳状況検出工程と、前記輻輳状況検出工程により検出された全てのアクセス経路の輻輳状況により最もゆとりのあるアクセス経路を選択するアクセス経路選択工程と、前記アクセス経路選択工程により選択されたアクセス経路を使用するキャッシュブロックをリプレースブロックとして選択するブロック選択工程と、前記アクセス経路選択工程により選択されたアクセス経路を使用して前記主メモリアクセス手段により主メモリにアクセスする主メモリアクセス工程と、前記ブロック選択工程により選択されたキャッシュブロックに前記主メモリアクセス工程により主メモリからデータを複写するブロックリプレース工程とを有することを特徴とするメモリキャッシング方法。
IPC (2件):
G06F 12/12 ,  G06F 12/08

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