特許
J-GLOBAL ID:200903002240552661
品質予測反応制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-286108
公開番号(公開出願番号):特開2001-106703
出願日: 1999年10月06日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 回分式反応槽を用いて重合反応を行うプロセスにおいて、周囲環境、原料、設備面の変動要因の存在下にあっても製品の品質を高度に均一に保つことのできる品質予測反応制御システムを実現する。【解決手段】 回分式反応槽によって重合反応を行うプロセス101から計測されるプロセスデータとプロセスモデルを用いて、シミュレーション部104は製品品質を一定周期でシミュレーションし且つプロセスモデルを修正する。予測判断部110はこの予測された製品品質が品質許容範囲から外れるか否かを判断する。この結果、外れる場合には、修正操作部111はプロセスに行う修正操作とこの最適操作量を、シミュレーションによって該修正操作の実行結果を予測し決定する。そして、決定された修正操作と最適操作量とを汎用制御システム102へ出力しプロセス101の重合反応が制御される。
請求項(抜粋):
回分式反応槽によって重合反応を行うプロセスの制御システムにおいて、初期条件及びプロセスパラメータを前記プロセスから一定周期で計測されるプロセスデータに基づいて算出する初期値設定手段と、プロセスモデルと前記プロセスデータを用いて重合反応終了時の製品品質を一定周期で予測する第1の予測手段と、この第1の予測手段の予測結果を前記プロセスデータと比較し検証する予測検証部と、前記第1の予測手段によって予測された製品品質が所定の品質許容範囲から外れる可能性を定量的に判断する予測判断手段と、複数の修正操作と各操作の制約条件及び一般的な当該操作の効果を記憶する修正操作記憶手段と、この修正操作記憶手段から現状に適する修正操作の候補を1つまたは複数個抽出する修正操作抽出手段と、この抽出された修正操作の実行結果を予測する第2の予測手段と、この第2の予測手段の予測結果に基づき前記修正操作抽出手段によって抽出された複数の修正操作候補から最適な修正操作を選定しこの最適操作量を決定する最適操作量決定手段と、を具備してなる品質予測反応制御システム。
IPC (5件):
C08F 2/01
, G05B 17/00
, G05B 17/02
, B01J 19/00
, G05B 23/02
FI (5件):
C08F 2/01
, G05B 17/00
, G05B 17/02
, B01J 19/00 J
, G05B 23/02 G
Fターム (34件):
4G075AA32
, 4G075AA62
, 4G075AA63
, 4G075AA65
, 4G075AA67
, 4G075BA10
, 4G075BD15
, 4G075CA54
, 4J011AB01
, 4J011AB02
, 4J011AB04
, 4J011AB08
, 4J011AB10
, 4J011AB11
, 4J011AB15
, 4J011BB06
, 5H004GA15
, 5H004GA16
, 5H004GA17
, 5H004GB01
, 5H004KA78
, 5H004KC28
, 5H004KC35
, 5H004KC47
, 5H004KC56
, 5H004MA52
, 5H223AA01
, 5H223BB01
, 5H223CC09
, 5H223DD03
, 5H223EE06
, 5H223FF05
, 9A001HH32
, 9A001LL09
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