特許
J-GLOBAL ID:200903002241524491

多層押出しポリイミドフィルムの製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336478
公開番号(公開出願番号):特開平10-138318
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【目的】 緩和な条件で金属箔と積層できる多層ポリイミドフィルムの製法を提供することである。【構成】 多層押出し成形法によって3,3’,4,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とパラフェニレンジアミンを必須成分とする基体ポリアミック溶液の片面または両面に、2,3,3’,4’-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と1,3-ビス(4-アミニフェノキシ)ベンゼンジアミンを主として得られるポリイミドあるいはその前駆体の溶液を積層、乾燥、イミド化して多層押し出しポリイミドフィルムを製造する。
請求項(抜粋):
基体層用のポリアミック酸溶液と薄層用のポリイミドまたはその前駆体の溶液とを二層または三層の押出し成形用ダイスを有する押出し成形機と溶液流延製膜装置とを組み合わせた多層押出し流延製膜成形法によって多層押出しポリイミドフィルムを製造する方法において、基体層用のポリアミック酸溶液として下記式のイミド単位を有する基体ポリイミド(X)を与えるポリアミック酸溶液を使用し、【化1】薄層用のポリイミドまたはその前駆体の溶液として下記のイミド単位(A)および(B)からなり、【化2】〔式(B)において、Rは4価の芳香族残基を、R’は2価の芳香族または脂肪族残基を表す。〕(A)が80〜100モル%、(B)が20〜0モル%であるポリイミド(Y)またはその前駆体の溶液を使用し、支持体上に押出した溶媒を含む多層押し出し物を加熱して乾燥およびイミド化することを特徴とする熱線膨張係数が5×10-6-30×10-6cm/cm/°Cである多層押出しポリイミドフィルムの製法。
IPC (7件):
B29C 47/06 ,  B29C 41/32 ,  B32B 27/34 ,  C08G 73/10 ,  C08L 79/08 ,  B29K 79:00 ,  B29L 9:00
FI (6件):
B29C 47/06 ,  B29C 41/32 ,  B32B 27/34 ,  C08G 73/10 ,  C08L 79/08 B ,  C08L 79/08 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る