特許
J-GLOBAL ID:200903002242740155

車両用空気汚染度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-122928
公開番号(公開出願番号):特開平5-294133
出願日: 1992年04月17日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 汚染判定の基準値を状況に即して適正に設定し、確実な汚染判定を可能にする。【構成】 現行の清浄度判定基準値VGCK よりガスセンサ検出値VG の方が小さい場合(ステップ108でYESの場合)、清浄度判定基準値VGCK をVG で更新し(ステップ110)、同時に汚染判定基準値VGDK も更新する。また120秒間に15秒ごと計8回センサ検出値VG をサンプリングし、初回サンプリング値VGC0 に対する検出値VG の変動幅|ΔVGC|が所定の幅A内に収まっている回数をカウントし、そのカウント数が6回以上ある場合はセンサ検出値が安定しているものと見做して、清浄判定基準値VGCK をサンプリング最低値VGMINで更新し、同時に汚染度判定基準値VGDK を更新する。しかし、センサ検出値VG が汚染度判定基準値VGDK の近傍に達した場合(ステップ111の判断がNOの場合)は、検出値が安定していても更新を中止する。
請求項(抜粋):
空気汚染度に対応する検出値VG を出力するガスセンサと、所定周期でこのガスセンサの検出値VG に基づいて清浄度判定基準値VGCK を算出すると共にその値に基づいて汚染度判定基準値VGDK を算出し、該汚染度判定基準値VGDK に従って汚染判定を行う演算処理手段と、を有した車両用空気汚染度検出装置において、前記演算処理手段には、清浄度判定基準値VGCK を保持する手段と、該手段に保持された清浄度判定基準値VGCK よりも、前記ガスセンサの検出値VG の方が小さいとき、前記保持手段の清浄度判定基準値VGCK を同検出値VGで更新する第1の更新手段と、前記ガスセンサの検出値VG が所定時間にわたり安定状態にあるとき、前記保持手段の清浄度判定基準値VGCK を前記所定時間のうちにサンプリングしたガスセンサ検出値VG のうちの代表値で更新する第2の更新手段と、前記ガスセンサの検出値VG が前記汚染度判定基準値VGDK の近傍に達したとき、前記第2の更新手段による清浄度判定基準値VGCK の更新を中止する更新中止手段と、が設けられていることを特徴とする車両用空気汚染度検出装置。

前のページに戻る