特許
J-GLOBAL ID:200903002248279891

パワーウィンドウ駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-105343
公開番号(公開出願番号):特開平7-310473
出願日: 1994年05月19日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 組付状態等に拘らず、DCモータに加わる回転トルクを得、この得られたトルクに基づいてドアガラスでの挟み込みの検出を行う。【構成】 パルスエンコーダ62から入力されるパルス信号から、ドアガラス上昇中の所定時間の範囲の平均回転数n0'を演算し、前記無負荷時平均回転数n0'と現在の回転数nx とからモータ22のトルク差LD を、以下の式に基づいて演算する(ΔS=K・LD ・S0'・Sx )。演算されたトルク差LD はしきい値とが比較され、しきい値を超え全閉ではない場合には、挟み込み回避処理を行う。すなわち、モータ22にかかる実際のトルクに基づいて異物挟み込みか否かを検出している。
請求項(抜粋):
DCモータの駆動力によるドアガラスの昇降動作中に異物の挟み込みがあった場合にモータの駆動を停止又は反転させる挟み込み回避処理を行うようにモータの駆動を制御するパワーウィンドウ駆動制御装置であって、前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段で検出される無負荷状態と負荷状態の前記DCモータの回転数差から前記DCモータにかかる回転トルク差を下記(1)式から演算する回転数差演算手段と、前記回転数差演算手段で、所定の回転トルク差が生じたか否かを判別する判別手段と、前記判別手段で所定の回転トルク差が生じたと判別された場合に、挟み込み回避処理の実行を指示する指示手段と、を有するパワーウィンドウ駆動制御装置。ΔS=K・LD ・S0'・Sx ・・・(1)但し、ΔS:無負荷時と負荷時との周期差(=S0'-Sx )、K :一定値(=m・Ra /KG ・KM ・φ2 )LD :無負荷時と負荷時とのトルク差(=T0'-Tx )S0':無負荷時の周期Sx :負荷時の周期m :モータが1回転するときの周期数Ra :モータ回路の抵抗(Ω)φ :1磁極あたりの磁束(Wb)KG :DCモータの構造から決まる定数KM :DCモータの構造から決まる定数T0':無負荷時のトルクTx :負荷時のトルクである。
IPC (3件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00 ,  B60J 1/17
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-055190
  • 特開昭63-110380
  • 特開昭63-115615

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