特許
J-GLOBAL ID:200903002251876566

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268455
公開番号(公開出願番号):特開平6-114056
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 超音波診断装置において、多段フォーカス方式を行う場合の画像表示のリアルタイム性を向上させるとともに、浅部から深部まで鮮明な断層像が得られるようにする。【構成】 送波部8を構成する駆動信号発生回路12、送波用合成回路14、および振動子選択回路16によって、被検体の深度に応じて焦点が互いに異なり、かつ各焦点に応じて周波数の異なる超音波をプローブ4から同時に発射する。そして、超音波の反射に基づいて得られるエコー信号を、受波部10のエコー信号処理回路22によって、各焦点に応じた周波数ごとに選別してから送波の場合と同じ時間分だけ遅延、増幅した後、受波用合成回路24で各エコー信号を合成するようにした。
請求項(抜粋):
アレー状に配列された複数の振動子を有するプローブを備え、このプローブから被検体に放射される超音波の焦点を被検体の深度位置に応じて複数段に変化させて送受波を行う多段フォーカス方式の超音波診断装置であって、前記プローブを駆動して超音波を発射するための送波部と、プローブで受波された超音波エコーに基づくエコー信号を処理する受波部とを備え、前記送波部は、各焦点に応じて互いに異なる駆動電圧および駆動周波数を有する駆動信号を各々の焦点に応じた時間分だけ遅延して出力する駆動信号発生回路と、この駆動信号発生回路からの各駆動信号を合成する送波用合成回路と、この合成回路で合成された駆動信号を所定数の振動子に印加する振動子選択回路とを備える一方、前記受波部は、振動子選択回路で選択された各振動子で送受波した超音波に基づいて得られるエコー信号を周波数に応じて選別するとともに、選別された各エコー信号を前記遅延時間分だけ遅延、増幅して出力するエコー信号処理回路と、このエコー信号処理回路を通った各エコー信号を合成する受波用合成回路とを備えることを特徴とする超音波診断装置。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01N 29/06 ,  G01N 29/22

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