特許
J-GLOBAL ID:200903002252962717

マイクロプログラムの診断機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-355507
公開番号(公開出願番号):特開平5-143387
出願日: 1991年11月21日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 書換え可能な制御記憶装置に記憶されるべきマイクロプログラムの診断を行う際に必要な補助レジスタの数を最小限としたマイクロプログラムの診断機構の提供を目的とする。【構成】 WCS(書換え可能な制御記憶装置)5に診断すべきマイクロプログラムではなくてWCS5のアドレスに1対1に対応したコードを記憶させ、補助レジスタ群60はWCS5のデータ出力に接続されているレジスタ群60を構成する各単位レジスタ61, 62, 63, 64のみに備え、これらの補助レジスタ612 をチェーン状に接続する。一方、状態機械50の外部には補助レジスタ612 のチェーンを制御する診断用コンピュータ1を備え、この診断用コンピュータ1には診断すべきマイクロプログラムを格納しておく。
請求項(抜粋):
アドレスビット数よりもデータビット数の方が多い書換え可能な制御記憶装置に格納されたマイクロプログラムにより動作する状態機械のマイクロプログラムの診断機構において、前記制御記憶装置の複数ビットの出力データを分割してそれぞれ記憶するレジスタ複数にて構成されるレジスタ群と、該レジスタ群の各レジスタとの間で記憶内容を相互に授受出来、それぞれがチェーン状に接続されて全体としてシフトレジスタとして機能する補助レジスタ複数にて構成される補助レジスタ群と、前記状態機械の外部に、診断すべきマイクロプログラムを保持し、診断時には前記制御記憶装置から出力されるデータから前記診断対象のマイクロプログラムのアドレスを特定することが可能なコードを前記制御記憶装置に記憶させる手段と、前記制御記憶装置から前記レジスタ群へ出力されたコードを前記チェーン状に接続された補助レジスタへ転送させ、更に補助レジスタ内をシフトして前記状態機械外部出力させて次アドレスを読み取る手段と、そのアドレスのマイクロ命令を前記補助レジスタへシフトして入力させ、更に補助レジスタから前記レジスタ群に設定する手段とを有する診断制御装置とを備えたことを特徴とするマイクロプログラムの診断機構。
IPC (3件):
G06F 11/28 ,  G06F 9/22 380 ,  G06F 11/22 360

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