特許
J-GLOBAL ID:200903002253119410

内燃機関に用いられる燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-523155
公開番号(公開出願番号):特表平9-511308
出願日: 1996年01月17日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】公知の燃料噴射弁では、高温の内燃機関において、特に高温始動時または高温アイドリング時に噴射孔付板の上流側と、噴射孔とにおいて燃料の蒸発が行なわれる。これにより、燃料供給量が不足することに基づき内燃機関の運転特性が損なわれるので望ましくない。したがって、蒸気泡形成を回避することにより内燃機関の運転特性を改善されることが望ましい。弁座体(16)と噴射孔付板(21)との間の熱伝達を減少させる移行部分を、弁座体(16)に形成された隆起された弁座体段部(18)として設けることにより、噴射孔付板が、噴射された燃料の、取り出された蒸発熱に基づき冷却され、これにより、噴射孔(25)または上流側における蒸気泡形成の危険が減じられる。本発明による燃料噴射弁は特に、混合気圧縮型の火花点火式内燃機関の燃料噴射装置のために適している。
請求項(抜粋):
内燃機関に用いられる燃料噴射弁であって、弁ハウジングと、可動の弁閉鎖体とが設けられており、該弁閉鎖体が弁座面と協働し、該弁座面が弁座体に形成されており、該弁座体の下流側に噴射孔付板が配置されており、該噴射孔付板に少なくとも1つの噴射孔が設けられている形式のものにおいて、弁座体(16)と噴射孔付板(21)との間の熱伝達が、少なくとも1つの移行部分(18,39,41)により減じられていることを特徴とする、内燃機関に用いられる燃料噴射弁。
IPC (5件):
F02M 61/18 340 ,  F02M 51/06 ,  F02M 53/04 ,  F02M 61/14 320 ,  F02M 61/16
FI (6件):
F02M 61/18 340 D ,  F02M 51/06 L ,  F02M 51/06 Q ,  F02M 53/04 P ,  F02M 61/14 320 P ,  F02M 61/16 V
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特表平4-502659
  • 特開平3-264767
  • 特表平7-500158
審査官引用 (3件)
  • 特表平4-502659
  • 特開平3-264767
  • 特表平7-500158

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