特許
J-GLOBAL ID:200903002262919160

自動二輪車の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-153532
公開番号(公開出願番号):特開平5-340240
出願日: 1992年06月12日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】本発明は、二次空気導入管からの熱影響を少なく抑えることができ、しかも、制御ユニットを、エンジン回りのデッドスペースを利用して配置できるとともに、排出ガス中の水分が排気系で結露したとしても、この水分が制御ユニットに流れ込むのを防止できる自動二輪車の排気浄化装置の提供を目的とする。【構成】エンジン17のクランクケース18から後方に延びる伝動ケース19を有するパワーユニット16を備え、その伝動ケースの反対側に排気消音器51を配置した自動二輪車において、エンジン17は略水平に前傾されたシリンダ30aを有し、このエンジンの排気通路37に連なる二次空気導入管81を排気管50に沿って後方に導き、この二次空気導入管には二次空気の流れを制御する制御ユニット100を設け、この制御ユニットをクランクケースと排気消音器との境界付近であり、かつ排気通路よりも高い位置に設けたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
エンジンと、このエンジンのクランクケースの一側部から後方に延び、その後端部に後輪が支持された伝動ケースを有するパワーユニットを備え、このパワーユニットの前部を、車体に揺動可能に枢支するとともに、上記パワーユニットのクランクケースの後方に、上記伝動ケースとは後輪を挾んだ反対側に位置して上記エンジンの排気消音器を配置した自動二輪車において、上記エンジンは、水平または水平に近い角度にまで前傾されたシリンダと、上記クランクケースの前方において下向きに開口された排気通路を有し、この排気通路の開口端に、上記シリンダよりも低い位置を通って後方の排気消音器に連なる排気管を接続するとともに、この排気通路から排気管に至るエンジンの排気系に、排出ガス中に含まれる未燃焼成分を燃焼させるための二次空気を導入する二次空気導入管を接続し、この二次空気導入管は、上記排気管に沿って後方に導くとともに、この二次空気導入管に、排気脈動に応じて開閉するリード弁および減速運転時に上記排気系への二次空気の流通を遮断する常開形のカット弁を含む制御ユニットを設け、この制御ユニットを上記クランクケースと排気消音器との境界付近であり、かつ上記エンジンの排気通路よりも高い位置に設けたことを特徴とする自動二輪車の排気浄化装置。
IPC (4件):
F01N 3/34 ,  F01N 3/34 301 ,  B62M 7/02 ,  F02B 61/02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-047114
  • 特開昭55-146222
  • 特開昭55-069716
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-047114
  • 特開昭55-146222
  • 特開昭55-069716

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