特許
J-GLOBAL ID:200903002270521965
開水路の流速測定方法とその装置及び較正検査方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
荒井 俊之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-061630
公開番号(公開出願番号):特開2000-258212
出願日: 1999年03月09日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 超音波が水中を伝播する際に生じる偏向現象(偏向距離l(スモールエル)や偏向角度θ)を利用して、流速・流量を簡単且つ精度高く測定できるようにすることにある。【解決手段】 開水路の仮想測定直線B上の一側端内に発信トランスデュ-サ部1を配置すると共に、他側端内に仮想測定直線Bに直交する方向に間隔dをあけた一対の受信トランスデュ-サ部2を配し、受信トランスデュ-サ部2を変位させ、或いは発信トランスデュ-サ部1を回動させて、一対の受信トランスデュ-サ部2の夫々が、超音波を受信してその出力信号の大きさが等しくなる時点から、偏向距離l(スモールエル)を求め、或いは、回動させた発信トランスデュ-サ部の回動角度を偏向角度θとして求め、開水路の流速を演算する。
請求項(抜粋):
開水路の流速を測定する方法であって、開水路にほぼ直交する任意の仮想測定直線Bの開水路他側端との交叉地点を原点aとして設定し、開水路の仮想測定直線B上の一側端内に発信トランスデュ-サ部を配置すると共に、他側端内に前記仮想測定直線Bに直交する方向に間隔dをあけた一対の受信トランスデュ-サ部を配し、受信トランスデュ-サ部の少なくとも一つを仮想測定直線Bに直交する方向に変位させ、前記一対の受信トランスデュ-サ部の夫々が、発信トランスデュ-サ部がその指向特性の中心を前記原点aに向けて発信した超音波を受信してその出力信号の大きさが等しくなる位置での、超音波の指向特性の中心を測定地点bとして求めて、該測定地点bと前記原点aとの間の距離から偏向距離l(スモールエル)を求め、偏向距離lと超音波が前記発信トランスデュ-サ部から前記受信トランスデュ-サ部に到達するまでの時間t、または偏向距離lと超音波の音速cと前記仮想測定直線距離Bの値から、開水路の流速を演算することを特徴とする開水路の流速測定方法。
Fターム (3件):
2F035AA03
, 2F035DA07
, 2F035DA23
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特公昭55-049684
-
特開昭48-074867
前のページに戻る