特許
J-GLOBAL ID:200903002270656771

難燃性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033734
公開番号(公開出願番号):特開平10-231416
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 耐衝撃性、耐熱性、耐候性、熱安定性、成形性に優れた難燃性樹脂組成物を提供する。【解決手段】 (A)芳香族ポリカーボネート樹脂40〜95%と、(B)ゴム状重合体に芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて他の共重合可能な単量体をグラフト重合させた後、凝固させてなるグラフト共重合体5〜60%と、(C)芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて他の共重合可能な単量体を共重合してなる硬質共重合体50%以下とを含む基礎樹脂組成物100部に対して、(D)リン酸エステル系難燃剤5〜20部と、(E)ポリオルガノシロキサングラフト共重合体0.1〜5部とを配合した難燃性樹脂組成物。(B)グラフト共重合体のゴム状重合体は、炭素数1〜13個のアルキル基を有するアクリル酸エステルを重合させて得られる、平均粒子径が500〜2000Åでゲル含有率が85〜95重量%の、交叉結合を有するゴム状重合体。
請求項(抜粋):
(A)芳香族ポリカーボネート樹脂40〜95重量%と、(B)ゴム状重合体に芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて用いられる共重合可能な他の単量体をグラフト重合させた後、凝固剤で凝固させてなるグラフト共重合体であって、該ゴム状重合体が、炭素数1〜13個のアルキル基を有するアクリル酸エステルを重合させて得られる、重量平均粒子径が500〜2000Åでゲル含有率が85〜95重量%の、交叉結合を有するゴム状重合体であるグラフト共重合体5〜60重量%と、(C)芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体及び必要に応じて用いられる共重合可能な他の単量体を共重合してなる硬質共重合体50重量%以下とを含む基礎樹脂組成物と、該基礎樹脂組成物100重量部に対して、(D)リン酸エステル系難燃剤5〜20重量部と、(E)ポリオルガノシロキサングラフト共重合体0.1〜5重量部とが配合されていることを特徴とする難燃性樹脂組成物。
IPC (8件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/521 ,  C08L 25/12 ,  C08L 51/00 ,  C08L 51:00 ,  C08L 25:12 ,  C08L 83:10 ,  C08L 27:18
FI (4件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/521 ,  C08L 25/12 ,  C08L 51/00
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-298554
  • 特開昭60-252650
  • 特開昭63-156852
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