特許
J-GLOBAL ID:200903002275068738

牽引治具の長尺パイプライナーへの固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-038877
公開番号(公開出願番号):特開平11-230473
出願日: 1998年02月20日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】形状回復性を有し断面外形面積が減少するように変形された長尺パイプライナーを既設管路内に挿入する際に使用でき、挿入後、固定したまま形状回復工程や膨張工程に移行することができる牽引治具の長尺パイプライナーへの固定方法を提供する。【解決手段】長尺パイプライナー1として、形状記憶温度にて円筒体に形状回復する性能が付与された状態にて、外面に軸方向に沿う凹部を有し、断面外形面積が減少するように変形されたものを用い、該長尺パイプライナー1の先端部の凹部11内に、該凹部側の側面が前記長尺パイプライナーの先端に向かうにつれて次第に縮径する傾斜面311に形成された拡径防止部材3を挿入し、その拡径防止部材3により前記長尺パイプライナー1の先端部の加熱時の膨張を拘束した後、該長尺パイプライナー1の先端面に、前記牽引治具4の基端面を融着する牽引治具の長尺パイプライナーへの固定方法である。
請求項(抜粋):
少なくとも基端部が熱可塑性樹脂からなる牽引治具を、既設管路内へ挿入する前の熱可塑性樹脂製の長尺パイプライナーの先端部に固定する、牽引治具の長尺パイプライナーへの固定方法であって、前記長尺パイプライナーとして、形状記憶温度にて円筒体に形状回復する性能が付与された状態にて、外面に軸方向に沿う凹部を有し、断面外形面積が減少するように変形されたものを用い、該長尺パイプライナーの先端部の凹部内に、該凹部側の側面が前記長尺パイプライナーの先端に向かうにつれて次第に縮径する傾斜面に形成された拡径防止部材を挿入し、その拡径防止部材により前記長尺パイプライナーの先端部の加熱時の膨張を拘束した後、該長尺パイプライナーの先端面に、前記牽引治具の基端面を融着することを特徴とする牽引治具の長尺パイプライナーへの固定方法。

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