特許
J-GLOBAL ID:200903002275543703

CAES発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-297012
公開番号(公開出願番号):特開2001-115859
出願日: 1999年10月19日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 夜間の安い電力を利用し、特別な冷却用設備を必要とせずに昼間発電時のタービン構成部材を冷却することにある。【解決手段】 夜間時、圧縮機1で圧縮された空気を熱交換器8に導き、ここで熱水タンク6から送水ポンプ7で送水されてくる熱水で熱交換し、その熱交換後の熱水を熱水タンクに貯め、一方、熱交換された低い温度の圧縮空気をCAESタンク10に貯める。そして、昼間の発電時、CAESタンクの空気を再生器14にてタービン排ガスで熱交換してタービン燃焼用空気を取出し、また熱水タンクの熱水はフラッシュタンク13にて蒸気にフラッシュし、タービン冷却蒸気としてタービン構成部材を冷却する構成である。
請求項(抜粋):
夜間時、空気を圧縮機で圧縮して得られる圧縮空気を用いて昼間の発電時のガスタービンの燃焼用空気を得るCAES(Compressed Air Energy Storage)発電システムにおいて、前記圧縮機からの圧縮空気と熱水とを熱交換し、温度の低下した前記圧縮空気をCAESタンクに貯蔵し、また前記熱交換により温度の上昇した熱水を熱水タンクに貯蔵する夜間エネルギー貯蔵系と、前記昼間の発電時に前記CAESタンクに貯蔵された前記圧縮空気を前記ガスタービンの排ガスにより加熱してガスタービンの前記燃焼用空気を得る再生手段と、前記昼間の発電時に前記熱水タンクに貯蔵された前記熱水を蒸気化して前記ガスタービンの構成部材を冷却するための冷却蒸気を出力する蒸気化変換手段とを備えたことを特徴とするCAES発電システム。
IPC (4件):
F02C 7/16 ,  F02C 6/16 ,  F02C 7/08 ,  F02C 7/141
FI (4件):
F02C 7/16 Z ,  F02C 6/16 ,  F02C 7/08 B ,  F02C 7/141

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