ハードコートフィルム

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：白井重隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-317715
公開番号（公開出願番号）：特開平8-151552
出願日： 1994年11月29日
公開日（公表日）： 1996年06月11日
要約：

【要約】【目的】外観、高硬度、耐スクラッチ性、曲げ密着性、耐汚染性に優れ、広い範囲の透明性を制御できるハードコートフィルムを得る。【構成】 (a)オルガノシランの加水分解物および/またはその部分縮合物、(b)ジオルガノシランの加水分解物および/またはその部分縮合物、(c)シリル基含有ビニル系樹脂、(d)金属キレート化合物、および(e)微粒子を含む組成物を、プラスチックフィルムなどの基材にコートしてなるハードコートフィルム。

請求項（抜粋）：

(a)一般式R1 Si(OR2 )3 (式中、R1 は炭素数1〜8の有機基、R2 は水素原子もしくは炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜4のアシル基を示す)で表されるオルガノシランの加水分解物および/またはその部分縮合物をオルガノシラン換算で100重量部に対し、(b)一般式R1 2 Si(OR2 )2 (式中、R1 およびR2 は前記に同じ)で表されるジオルガノシランの加水分解物および/またはその部分縮合物をジオルガノシラン換算で0〜150重量部、(c)末端あるいは側鎖に加水分解性基および/または水酸基と結合したケイ素原子を有するシリル基を重合体1分子中に少なくとも1個有するシリル基含有ビニル系樹脂2〜300重量部、(d)一般式Zr(OR3 )p (R4 COCHCOR5 )4-p 、Ti(OR3 )q (R4 COCHCOR5 )4-q およびAl(OR3 )r (R4 COCHCOR5 )3-r (式中、R3 およびR4 は同一または異なり、炭素数1〜6のアルキル基、R5 は炭素数1〜5のアルキル基または炭素数1〜16のアルコキシ基、pおよびqは0〜3の整数、rは0〜2の整数を示す)で表される化合物の群から選ばれた少なくとも1種の金属キレート化合物を0.01〜50重量部、ならびに(e)粒子径5nm〜100μmの微粒子を、(a)〜(d)成分の合計量100重量部(固形分換算)に対し5〜200重量部を含む組成物を、基材にコートしてなるハードコートフィルム。

IPC (6件)：

C09D183/04 PMU , C08J 7/04 CFD , C08K 5/09 LRT , C08L 83/04 LRZ , C08L 83/07 LRU , C09D183/07

引用特許：

審査官引用 (3件)

コーティング用組成物
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-044433 出願人：日本合成ゴム株式会社
特開平1-115966
特開昭59-038262

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