特許
J-GLOBAL ID:200903002282577109

エスカレーターの非常停止検証装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-132381
公開番号(公開出願番号):特開平10-316350
出願日: 1997年05月22日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 動作した非常スイッチの特定と、スイッチが動作した時に当該スイッチの近傍に位置した踏段の特定が容易にでき、エスカレーターの非常停止時の点検作業の時間と労力を短縮できる。【解決手段】 エスカレーターの基準踏段の前縁に貼着された反射板で反射された光束を光検出器6が受光した時刻と、次回、光束を光検出器が受光した時刻との差である平均周回時間Tを求め、これを踏段枚数Aで割って踏段が次の踏段位置に到達するまでの平均踏段移動時間Sを求め、非常停止スイッチ7が動作した時の時刻T3と、最後に光検出器が受光した時刻T2とから異常検知周回時間T4=T-(T3-T2)を演算する。異常検知踏段番号PをP=T4/Sにより演算し、動作した非常停止スイッチの番号と踏段が基準踏段から何枚目に位置するかを表す異常検知踏段番号を携帯用電算機3に出力して、画面上に表示する。
請求項(抜粋):
エスカレーターの走行路の近傍の複数箇所に設置され、踏段上の物の巻き込み等により動作する非常スイッチの何れかが動作すると、直ちに非常停止し、停止状態を維持するように構成されたエスカレーターの非常停止検証装置において、基準となる基準踏段が所定位置を通過した通過時刻と、前記非常スイッチが動作した時、該非常スイッチの符号および該非常スイッチの近傍に位置する踏段の前記基準踏段からの離間位置情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段から読み出した前記基準踏段の通過時刻、動作した前記非常スイッチの符号および前記踏段の離間位置情報を操作者が認識できる形態で出力する出力手段とを有したことを特徴とするエスカレーターの非常停止検証装置。
IPC (2件):
B66B 29/00 ,  B66B 27/00
FI (2件):
B66B 29/00 A ,  B66B 27/00 C

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