特許
J-GLOBAL ID:200903002287806572

ペン型入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-073049
公開番号(公開出願番号):特開平9-244799
出願日: 1996年03月05日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】小型で正確な入力装置のニーズが高まっている。そこで、ペン型入力装置のパターン認識精度を簡単な構成で高くする。【解決手段】座標演算部4はペン軸座標系の各軸方向の加速度とペン軸座標系の各軸周りの回転角速度を基にペン軸の回転角を算出し、算出したペン軸の回転角とペン先部のペン軸座標系における加速度を基に重力座標系におけるペン先部の移動方向及び移動距離を算出する。ニューラルネットワーク演算部6はペン先部の移動方向及び移動量を基に入力パターンの中間認識結果を算出する。後処理部7はニューラルネットワーク演算部6による入力パターンの中間認識結果を基に入力パターンの判定をする。
請求項(抜粋):
3個の加速度センサと3個のジャイロと座標演算部とニューラルネットワーク演算部と後処理部を有し、3個の加速度センサはそれぞれペン軸をZs軸としたペン軸座標系(Xs,Ys,Zs)のXs軸方向,Ys軸方向及びZs軸方向の加速度を検出し、3個のジャイロはそれぞれXs軸周り,Ys軸周り及びZs軸周りの回転角速度を検出し、座標演算部は初期回転角演算部と回転角変化演算部と筆記中回転角演算部と座標変換演算部と移動量演算部を備え、初期回転角演算部は無筆記状態で3個の加速度センサが検出した加速度を基にペン軸の回転角の初期値を演算し、回転角変化演算部は筆記状態で3個のジャイロが検出した角速度の積分を行い回転角の変化を算出し、筆記中回転角演算部は初期回転角演算部が演算した回転角の初期値と回転角変化演算部が算出した回転角の変化を基に筆記中のペン軸の回転角を算出し、座標変換演算部は筆記中回転角演算部が算出した筆記中のペン軸の回転角と加速度センサが検出したペン軸座標系(Xs,Ys,Zs)による加速度を基に重力加速度方向に伸びる軸をZg軸にした重力座標系(Xg,Yg,Zg)におけるペン先部の加速度を算出し、移動量演算部は座標変換演算部が算出した重力座標系(Xg,Yg,Zg)の加速度を基にペン先部の移動方向及び移動量を算出し、ニューラルネットワーク演算部は座標演算部が算出したペン先部の移動方向及び移動量を基に認識対象パターンの特徴を抽出し、抽出した認識対象パターンの特徴と予め学習した結果を基に入力パターンの中間認識結果を算出し、後処理部はニューラルネットワーク演算部による入力パターンの中間認識結果を基に入力パターンの判定をすることを特徴とするペン型入力装置。
IPC (4件):
G06F 3/033 320 ,  G06F 3/033 310 ,  G06F 3/03 380 ,  G06F 15/18 560
FI (4件):
G06F 3/033 320 ,  G06F 3/033 310 Y ,  G06F 3/03 380 K ,  G06F 15/18 560 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 座標入力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-227643   出願人:セイコー電子工業株式会社
  • 3次元位置検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-086093   出願人:ソニー株式会社

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