特許
J-GLOBAL ID:200903002288661713

感震ロック具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355221
公開番号(公開出願番号):特開平10-184162
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 地震発生時に扉を開放不能にロックできる感震ロック具を提供する。ロック具は、ロック状態へ切り換わる際の応答度が高く、地震終息時には待機状態に自己復帰して、リセット操作を省略できる。【構成】 キャビネット1にロック本体5を配置し、ロック本体5のラッチ体10で係合保持されるロック片6を扉2に設ける。ケース8にラッチ体10を出没自在に支持し、ラッチ体10をばね11で進出付勢する。ラッチ体10の内側の基端に隣接するよう一対のブロック体12を配置する。各ブロック体12は軸33で独立揺動自在に支持する。ケース8の内面に、ブロック体12の揺動範囲を制限するストッパー18を設ける。ブロック体12はラッチ体10の退入を許す空所27とラッチ体10を受け止めるロック面31とを備えている。地震が発生すると、ブロック体12が揺れ動き、そのロック面31がラッチ体10の退入領域内に入り込んで、ラッチ体10を退入不能にブロックする。地震が終息したら、ブロック体12は自重で待機状態へ復帰できる。
請求項(抜粋):
キャビネット1と扉2とに個別に装着されて、地震発生時に扉2を開放不能にロック保持する、ロック本体5およびロック片6を備えている感震ロック具であって、ロック本体5は、ケース8と、ケース8で往復変位自在に支持されて、ケース外の進出位置においてロック片6に係合するラッチ体10と、ラッチ体10を進出位置へ向かって移動付勢するばね11と、ラッチ体10の退入動作を阻止する一対のブロック体12とからなり、両ブロック体12には、ラッチ体10の退入移動を許す空所27と、ラッチ体10の退入移動を阻止するロック面31とが設けられており、両ブロック体12のそれぞれは、両空所27がラッチ体10の退入領域を内包する待機位置と、各ロック面31が前記退入領域と交差する作動姿勢とに変位できるよう、ケース8で軸33を介して独立揺動自在に支持されており、各ブロック体12が待機位置を越えて、隣接するブロック体12の側へ揺動するのを阻止するストッパー18が、ケース8に設けてある感震ロック具。
IPC (5件):
E05C 21/02 ,  A47B 96/00 ,  E05B 65/44 ,  E05C 7/04 ,  E05C 19/02
FI (5件):
E05C 21/02 ,  A47B 96/00 B ,  E05B 65/44 A ,  E05C 7/04 ,  E05C 19/02 B

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