特許
J-GLOBAL ID:200903002290652225
断線検知回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三品 岩男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-215645
公開番号(公開出願番号):特開平8-075811
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 断線を正確に検知し得る断線検知回路を提供する。【構成】 直流電圧源1の正側端子と、シリーズレギュレータ又は降圧型スイッチングレギュレータ2の出力端子、平滑コンデンサ3、分圧用抵抗4及び出力端子6の共通接続点との間に定電流源15が設けられ、また、出力端子6及び7の間に過電圧検知回路16が設けられている。定電流源15は一定電流Ibを出力する。電線8又は9が断線すると、出力電流IOUTが0となり、シリーズレギュレータ又は降圧型スイッチングレギュレータ2が動作を停止し出力電流Iaが0となるため、平滑コンデンサ3には(Ib-I1)の電流が流れる。平滑コンデンサ3の両端から取り出される出力電圧EOUTは、時間の経過と共に上昇していき、所定レベルに達すると、過電圧検知回路16から電線断信号が出力される。
請求項(抜粋):
シリーズレギュレータ又はスイッチングレギュレータの出力直流電圧を平滑コンデンサを介して出力端子へ出力すると共に、該平滑コンデンサを経た出力電圧を抵抗分圧回路を介して前記シリーズレギュレータまたはスイッチングレギュレータへフィードバック電圧として帰還する構成の直流電源回路の出力端子と負荷の間を接続する電線若しくは導体の断線を検知する回路において、前記シリーズレギュレータまたはスイッチングレギュレータの出力端子と前記平滑コンデンサと前記抵抗分圧回路との共通接続点に、前記負荷への出力電流の最小値よりも小なる値で、かつ、該抵抗分圧回路に流れる電流よりも大なる値の定電流を供給する定電流源と、前記平滑コンデンサの端子電圧が非断線時の時よりも高い所定値以上に変化したときに断線検知信号を出力する過電圧検知回路とを具備することを特徴とする断線検知回路。
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