特許
J-GLOBAL ID:200903002290815302

樹脂積層鋼板による内外面無補修化易開缶蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-293420
公開番号(公開出願番号):特開平6-122438
出願日: 1991年11月08日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、特定の機械的性質および厚みを有する樹脂皮膜を有する鋼板を、複合押出し加工により切断案内溝を形成させ、内外面の補修塗装の不要な、開缶性の優れた鋼板製易開缶蓋を得ることを目的とする。【構成】 破断伸び50〜300%、引張弾性率60kg/mm2 以上、厚み10〜80μmの樹脂皮膜を密着性よく鋼板両面に積層する。この鋼板を、開口片の周縁部に、最薄部厚みが加工前厚みの1/2以下である薄肉部をその主構成要素とする切断案内溝を、複合押出し成形により形成させる。【効果】 従来法のような先鋭刃での押圧加工を行わないため、優れた加工性を有するラミネート皮膜は、加工時に膜破れを生じることなく、優れた耐食性を期待できる。最薄部厚みをコントロールすることにより、開缶性のよい蓋を得ることができる。
請求項(抜粋):
破断伸び50〜300%、引張弾性率60kg/mm2 以上、厚み10〜80μmの樹脂皮膜を両面に有する樹脂積層鋼板を用い、開口片の周縁部に、最薄部厚みが加工前厚みの1/2以下である薄肉部をその主構成要素とする切断案内溝が、複合押出し加工にて形成されていることを特徴とする樹脂積層鋼板による内外面無補修化易開缶蓋。
IPC (2件):
B65D 1/12 ,  B21D 51/44
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-083328
  • 特開昭56-117843

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