特許
J-GLOBAL ID:200903002292461508

窒化珪素焼結体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-165079
公開番号(公開出願番号):特開平6-001663
出願日: 1992年06月23日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 非酸化性雰囲気の常圧焼結法により室温強度に優れた窒化珪素焼結体が得られる窒化珪素焼結体の製造方法。【構成】 窒化珪素と焼結助剤を混合し成形した成形体を非酸化性雰囲気中1600°C以下の温度で焼結するに際し、1350〜1500°Cの間の一定温度で1次焼結した後、1500〜1600°Cの間の一定温度で2次焼結を行うことを特徴とするものであり、1350〜1500°Cの間の一定温度での1次焼結により、従来の低温での焼結よりもさらに低い温度で焼結するので、α→β転移開始付近の低温度で保持されるため、α→β転移が効果的に促進され、次の1500〜1600°Cの間の一定温度での2次焼結により、焼結体が充分に緻密化するので高い室温強度が得られる。
請求項(抜粋):
所定の平均粒径以下の窒化珪素粉末に焼結助剤を添加して所定形状に成形し、この成形体を非酸化性雰囲気中1600°C以下の温度で焼結し、緻密で高強度な窒化珪素焼結体を製造する方法であって、1350〜1500°Cの間の一定温度で1次焼結した後、1500〜1600°Cの間の一定温度で2次焼結を行うことを特徴とする窒化珪素焼結体の製造方法。

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