特許
J-GLOBAL ID:200903002293504260

自動形走行動噴

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-418391
公開番号(公開出願番号):特開平5-049990
出願日: 1990年12月25日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】農薬や液肥等を散布するための散布装置から、大型の薬液攪拌用のタンクを廃止するとともに、ポンプの運転やホースの巻取及び送り出し作業を手元で遠隔操作できるようにする。【構成】清水用補助タンク5と薬液用タンク22を別体に設けるとともに、前記清水用補助タンク5に高圧ポンプ4を接続し、薬液用タンク22に接続したエゼクタ19で高圧ポンプ4側の清水中に薬液を所定濃度で混入させつつ、薬液の散布作業を行う。また、高圧ポンプ4の高圧主経路3の先端に設けた手元コック2の操作状態を、流量検出手段15や圧力検出手段16等により検出し、その操作状態に応じて、高圧ポンプ4やホース巻取機17の運転を制御する。【効果】薬液散布装置が、大巾に小型化できるとともに、従来、複数人で行っていた散布作業を単独でも行うことができる。
請求項(抜粋):
原動機と、その原動機によって駆動される高圧ポンプと、原動機と高圧ポンプの間に介設した高圧ポンプ用クラッチと、高圧ポンプの回転数を検出するための回転数検出手段と、高圧ポンプによって吸い上げた液体を圧送するための高圧主系路と、農薬の注入をエゼクタで行い、希釈液を高圧ポンプの吸い込み管に戻し、定濃度の希釈液を作る作用をする副系路と、農薬をエゼクタの負圧によって吸引させるための薬液系路と、農薬の有無を圧力で検出するための薬液系路に介設した負圧検出手段と、高圧主系路上流部に取り付けたチェック弁と、液体の流れの状態を検出するための流量検出手段、ならびに圧力検出手段と、高圧主系路の一部をなす高圧ホースを管理するためのホースリールと、ホースリールに巻かれたホースを自動的に送り出すための駆動形送り出しローラと、ホースリールの駆動軸に付けたホース巻取り用クラッチと、このクラツチを介してホースを巻取り、またホース内の流れの開閉時に起きるホースリールの空舞いを防ぐための高トルクホース巻取り用モータと、ホースの先端に付けた、手元コックで散布の開始、停止を行なうことのできるノズルと、回転数検出手段、負圧検出手段、流量検出手段、圧力検出手段の状態を入力し、高圧ポンプ用クラッチ、ホース送り出しローラ、巻取り用クラッチ、ホース巻取り用モータを制御する制御装置を具備してなることを特徴とする自動形走行動噴。
IPC (3件):
B05B 17/00 101 ,  A01C 23/04 ,  A01M 7/00

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