特許
J-GLOBAL ID:200903002293904314

動力伝達装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332668
公開番号(公開出願番号):特開平9-154300
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 原動機の出力軸と駆動軸とをロック状態にする制御や回転数差を一定にする制御を行なっている際に駆動軸を急停止させても、原動機の運転を停止させない。【解決手段】 エンジン50のクランクシャフト56に連結された動力伝達装置20には、クラッチモータ30とアシストモータ40とが設けられ、制御装置80により制御される。制御装置80は、クラッチモータ30のアウタロータ32とインナロータ34とを電磁的にロック状態とする制御やその回転数差を一定にする制御の最中に、急ブレーキ等により駆動軸22が急停止されたときには、この状態をアクセルペダル64のOFF状態とエンジン50の回転数とから検出し、クラッチモータ30のトルクを値0にしてエンジン50の負荷を取り除く。この結果、エンジン50の運転停止や逆回転を防止することができる。
請求項(抜粋):
原動機から該原動機の出力軸に出力される動力を駆動軸に伝達する動力伝達装置であって、前記原動機の出力軸に結合された第1のロータと、該第1のロータに対して相対的に回転可能で前記駆動軸に結合された第2のロータとを有し、該第1および該第2のロータ間の電磁的な結合を介して前記原動機の出力軸と前記駆動軸との間で動力の伝達を行なう動力伝達電動機と、該動力伝達電動機における前記第1および第2のロータ間の電磁的な結合の程度を制御すると共に、該第2のロータの該第1のロータに対する相対的な回転駆動を制御する動力伝達電動機駆動回路と、前記原動機の出力軸の回転状態を検出する出力軸回転状態検出手段と、前記駆動軸の回転状態を検出する駆動軸回転状態検出手段と、前記出力軸回転状態検出手段により検出された前記出力軸の回転状態と前記駆動軸回転状態検出手段により検出された前記駆動軸の回転状態との状態偏差が目標偏差となるよう前記動力伝達電動機駆動回路を制御する状態偏差制御手段と、前記出力軸回転状態検出手段により検出される前記出力軸の回転状態が所定の状態のとき、前記状態偏差制御手段による制御に優先して前記原動機の出力軸の回転数が所定の回転数以上となるよう前記動力伝達電動機駆動回路を制御する所定状態制御手段とを備える動力伝達装置。
IPC (2件):
H02P 15/00 ,  H02K 7/11
FI (2件):
H02P 15/00 D ,  H02K 7/11

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