特許
J-GLOBAL ID:200903002296732220
浮体式免震構造物の付加減衰機構
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-296490
公開番号(公開出願番号):特開2005-061598
出願日: 2003年08月20日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】 本発明は、浮体の固有周期に近い周期帯域の、浮体に作用する水平外力に対しても、浮体の水平挙動を抑制することのできる浮体式免震構造物の付加減衰機構を提供する。【解決手段】 免震ピット3に備えられている免震ピット側壁5に、減衰構造体8が設置され、付加減衰機構が構成されている。減衰構造体8は、透水性能を有する部材により構成されており、所定の厚さ及び面積を有する立体構造体に形成されており、地震等が発生して浮体構造物本体2が水平方向に移動することにより、浮体構造物本体2の両側で交互に液体6に鉛直流体運動が生じた際の、液体6の液面上限高さとピット底面との間の高さ範囲に設置されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
地盤を掘削して構築する免震ピットと、
該免震ピットの内方に満たされる液体と、
該液体中に少なくとも固定荷重より大きい浮力を生じない深さまで挿入される浮体構造物本体と、
地盤に支持され、前記浮体構造物本体に生じる鉛直下方向の変動荷重と浮力で相殺しない固定荷重を支持し、前記浮体構造物本体と地盤との水平挙動を絶縁する低せん断剛性構造体を備える浮体式免震構造物の付加減衰機構であって、
液体中に配置することにより、液体粒子との相対速度に応じた液体の粘性に起因して、液体に運動エネルギーの逸散を生じさせる減衰構造体を、
前記浮体構造物本体の側壁と前記免震ピットの側壁に挟まれるとともに、少なくとも前記液体の液面上限高さとピット底面との間の高さ範囲に配置することにより構成されることを特徴とする浮体式免震構造物の付加減衰機構。
IPC (5件):
F16F15/023
, E04B1/36
, E04H9/02
, F16F15/02
, F16F15/08
FI (5件):
F16F15/023 A
, E04B1/36 P
, E04H9/02 331Z
, F16F15/02 L
, F16F15/08 E
Fターム (5件):
3J048AC04
, 3J048BA08
, 3J048BE03
, 3J048DA01
, 3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (6件)
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多孔質部材およびその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-106890
出願人:株式会社河合楽器製作所
-
特開平2-163535
-
免震構造建物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-142717
出願人:安藤建設株式会社
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