特許
J-GLOBAL ID:200903002297243010

冷媒液チャージ装置及び液冷媒チャージ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-077138
公開番号(公開出願番号):特開2003-279203
出願日: 2002年03月19日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の破損を未然に防止し得て、しかも、全自動での液冷媒封入を実現することができる冷媒液チャージ装置を提供する。【解決手段】 圧縮機2の冷媒吐出圧力を検知する高圧圧力センサ12及び凝縮器3と膨張弁4との間の冷媒液温度を検知する液温度センサ13からの検知情報に基づいて過冷却度を演算し、その過冷却度が所定値未満の場合に、圧縮機2の冷媒吐出温度を検知する吐出温度センサ11及び高圧圧力センサ12からの検知情報に基づいて現在の吐出過熱度が演算されると共に電磁弁10が開弁して液冷媒の封入が開始され、吐出温度センサ11と高圧圧力センサ12からの検知情報に基づいて封入開始後の現在の吐出過熱度が演算され、封入開始前の吐出加熱度を基礎とする基準値と封入開始後の吐出加熱度とが比較されて封入開始後の吐出加熱度の低下が許容範囲内の場合には封入が継続され、封入開始後の吐出加熱度の低下が許容範囲を超えた場合には電磁弁10が閉弁して封入が停止される。
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器、冷媒封入口がこの順に接続された冷凍サイクルからなる冷媒回路と、前記冷媒封入口に接続された冷媒ボンベ本体と、前記冷媒封入口と前記冷媒ボンベ本体との間に設けられた電磁弁と、前記圧縮機の冷媒吐出圧力を検知する高圧圧力センサと、前記凝縮器と前記膨張弁との間の冷媒液温度を検知する液温度センサと、前記圧縮機の冷媒吐出温度を検知する吐出温度センサと、前記各センサからの検知情報に基づいて前記電磁弁の開閉を制御する制御・演算装置とを備えていることを特徴とする液冷媒チャージ装置。

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