特許
J-GLOBAL ID:200903002300906921

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248397
公開番号(公開出願番号):特開平10-089455
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】コーストダウン変速中に、駆動状態が逆転する等による変速ショックを低減し、また高速アップシフト変速中におけるエンジン過回転の発生を防止する。【解決手段】コーストダウン状態における減速度ΔN0を算出すると共に、変速判断から変速開始までの無効時間となるピストンがたづめ時間Tを、前回の無効時間に応じた補正量ΔTにより算出する。上記減速度及びがたづめ時間により、速度マップのダウンシフト線NAを補正する(NB)。該補正された前出しシフト線により早目に変速判断をして、変速開始時を常に適正な状態に合せる。
請求項(抜粋):
車輌走行状況を検知する各センサからの信号を入力すると共に変速マップを有する制御部と、該制御部からの信号に基づき複数の油圧サーボに油圧を給・排制御する油圧回路と、前記油圧サーボにより係合又は解放操作される摩擦係合要素により伝動経路が切換えられて変速する多段変速ギヤ機構と、を備え、前記変速マップのシフト線により前記制御部が変速判断し、該変速判断に基づき前記油圧回路の所定油圧サーボへの油圧が切換えられ前記多段変速ギヤ機構の伝動経路を切換えてなる、自動変速機の油圧制御装置において、前記制御部は、速度変化率を算出する速度変化率算出手段と、前記変速判断から、前記所定油圧サーボに油圧が供給されて変速開始するまでの無効時間を、前記速度変化率算出手段により算出された速度変化率に応じて前記変速開始時が目標値となるように制御する無効時間制御手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/10 ,  F16H 59:48 ,  F16H 59:68 ,  F16H 59:72
FI (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 61/10

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