特許
J-GLOBAL ID:200903002302733242

合成繊維糸条への処理剤付与方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 秀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-414398
公開番号(公開出願番号):特開2005-171433
出願日: 2003年12月12日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
【課題】 速度2000m/分以上で高速走行する合成繊維糸条に、均一かつ効率良く処理剤を付着させる処理剤付与装置を提供する。【解決手段】 2000m/分以上で走行する合成繊維糸条(Y)と接触して処理剤(L)を付与するための処理剤付与ローラ(11A、11B)と、該ローラ(11A、11B)を支承して合成繊維糸条(Y)の走行方向と同方向へ該ローラ(11A、11B)を回転させる回転駆動軸(12A、12B)と、前記ローラ(11A、11B)の下端部が浸漬させられると共に処理剤(L)を貯えた容器(13A、13B)と、該ローラ(11A、11B)の回転に伴い発生する処理剤(L)の流れ方向に対して略直角方向に該ローラ(11A、11B)の下方の該容器(13A、13B)中に立設された邪魔板(18A、18B)と、該容器(13A、13B)中の処理剤(L)の液面レベルを調整する堰(16A、16B)とを含む合成繊維糸条(Y)への処理剤付与装置(1A、1B)であって、更に、この装置はローラ(11A、11B)上に形成される処理剤(L)の液膜の厚さを調整するための膜厚調整部材(17A、17B)を付設する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
回転する処理剤付与ローラ上に処理剤の膜を形成して、形成された処理剤の膜に高速走行する合成繊維糸条を接触させて走行する糸条に処理剤を付与する方法において、前記走行糸条が前記ローラと最初に接触する位置の近傍に、前記ローラとの間に0.08〜0.15mmの大きさを持った間隙を形成させ、前記間隙を通過できない余剰の処理剤を前記ローラから掻き落として余剰の処理剤を流下させて回収すると共に、前記間隙の大きさを調整することによって間隙を通過する処理剤の膜厚を制御することを特徴とする合成繊維糸条への処理剤付与方法。
IPC (1件):
D01D5/096
FI (1件):
D01D5/096 Z
Fターム (3件):
4L045AA05 ,  4L045DA49 ,  4L045DC03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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