特許
J-GLOBAL ID:200903002307089694

ゴルフボール中間層

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-150038
公開番号(公開出願番号):特開2003-339913
出願日: 2003年05月28日
公開日(公表日): 2003年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ボール特性を改良するため、ゴルフボールに新規な中間層を設ける。【解決手段】 特定のトリブロックコポリマーまたはその水素添加生成物、特定のブロックコポリマー、またはこれらの混合物から、本質的に成るゴルフボールの中間層を用いる。この層を用いることによって予想される欠点は認められず、スピン速度、フィーリング、そして耐久性に関して、この中間層は予期に反して改良されたボール特性を与える。この層は広い範囲の、各種の知られたボール構造に組み入れることができる。
請求項(抜粋):
1種または2種以上のトリブロックコポリマー;1種または2種以上のトリブロックコポリマーの水素添加生成物;1種または2種以上の水素添加ジエンブロックコポリマー;またはこれらの混合物;から本質的になるゴルフボールの中間層であって、各々のトリブロックコポリマーは、(i) 芳香族ビニル化合物を含有する第一のポリマーブロック、(ii) 共役ジエン化合物を含有する第二のポリマーブロック、そして(iii) ブロックコポリマーに位置するヒドロキシル基、を有しており、夫々の水素添加ジエンブロックは、50,000〜600,000のポリスチレン-換算数-平均分子量を有し、そして(i) A-Bブロックコポリマーであり、Aはアルケニル芳香族化合物のポリマーブロック、そしてBは、(1) 共役ジエンホモポリマーブロックであって、共役ジエン部分のビニル含有量が60%よりも大きいものであるか、または(2) アルケニル芳香族化合物-共役ジエンランダムコポリマーブロックであって、共役ジエン部分のビニル含有量が15〜60%のものであり、或いは、(ii) A-B-Cブロックコポリマーであって、A及びBは上に定義の通り、そしてCは、アルケニル芳香族化合物-共役ジエンコポリマーのテーパーブロックであって、アルケニル芳香族化合物の部分が徐々に増加しており、或いは(iii) AそしてBは上に定義のごとくの、A-B-Aブロックコポリマー、の水素添加生成物であり、ここで夫々の水素添加されたジエンブロックコポリマーにおいて、アルケニル芳香族化合物と共役ジエンの重量割合が5/95〜60/40であり、少なくとも1つのブロックAの中の、結合されたアルケニル芳香族化合物の含有量が、少なくとも3重量%であり、2つのブロックAの中の、またはブロックAとブロックCの中の、結合アルケニル芳香族化合物含有量の合計が、総モノマーを基準にして5%〜25%であり、そして共役ジエンの二重結合不飽和部分の少なくとも80%が、水素によって飽和されている、ゴルフボール中間層。
IPC (4件):
A63B 37/00 ,  A63B 37/04 ,  A63B 37/06 ,  A63B 45/00
FI (4件):
A63B 37/00 L ,  A63B 37/04 ,  A63B 37/06 ,  A63B 45/00 B
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 米国特許第5,693,711号明細書
  • 米国特許第5,948,862号明細書
  • 米国特許第6,334,820号明細書

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