特許
J-GLOBAL ID:200903002327024475
シランポリサルファイドの製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
斉藤 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-247301
公開番号(公開出願番号):特開平8-198883
出願日: 1995年09月26日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【課題】 加硫可能なゴムのカップリング剤として有用なイオウ含有有機ケイ素化合物の改良製造法を提供する。【解決手段】 (a)H2 Sガスを活性金属アルコキシド溶液と接触させ、(b)元素イオウを工程(a)の生成物と反応させ、そして(c)工程(b)の生成物を式Q-R-Xのハロヒドロカルビルアルコキシシランと反応させて式Q-R-Sn-R-Qの化合物シランポリサルファイドを製造する。ただしR1はC1 〜C4 アルキル基またはフェニルであり、R2 はC1 〜C8 アルコキシ基、C5 〜C8 シクロアルコキシ基、またはC1 〜C8 アルキルメルカプトであり、RはC1 〜C18のヒドロカルビルであり、Xはハロゲンであり、nは2〜9の整数である。工程(b)と(c)を一緒にして(a)H2 Sガスを活性金属アルコキシド溶液と接触させ、(b)元素イオウおよび式Q-R-Xのハロヒドロカルビルアルコキシシランを工程(a)の生成物と反応させる、ことによって式Q-R-Sn-R-Qの化合物を製造することもできる。
請求項(抜粋):
次の諸工程すなわち、(a)硫化水素ガスを活性金属アルコキシド溶液と接触させ、(b)元素イオウを工程(a)の生成物と反応させ、そして(c)工程(b)の生成物を式Q-R-Xのハロヒドロカルビルアルコキシシランと反応させて式Q-R-Sn-R-Qの化合物を製造することを特徴とするシランポリサルファイドの製造法、ただし式中のQは【化1】であり、R1 は1〜4個の炭素原子のアルキル基またはフェニルであり、R2 は1〜8個の好ましくは1〜4個の炭素原子をもつアルコキシ基、5〜8個の炭素原子を含むシクロアルコキシ基、または1〜8個の炭素原子をもつ直鎖または枝分かれ鎖のアルキルメルカプト基であり、種々のR1 およびR2 基は同一または異なっていてよく、Rは1〜18個の炭素原子を含む二価のヒドロカルビル基であり、Xはハロゲンであり、nは2〜9の整数である。
IPC (2件):
引用特許:
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