特許
J-GLOBAL ID:200903002327866999

Vベルト式無段変速機におけるシーブ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-114117
公開番号(公開出願番号):特開平6-300099
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 走行中にシフト切り替えが行われた時に、シフト方向と同方向に車両が走行し始める時点で、2方向差動クラッチがスイッチするようにして、ショックの発生を防止する。【構成】 Vベルト60を介する主動力伝達経路と、この主動力伝達経路の変速比が最大変速比近傍にある場合に、入力シーブ軸18の回転を2方向差動クラッチ88を介して出力シーブ軸44に伝達する副動力伝達経路を備えた無段変速機において、制御装置は、車両が低速走行に前進から後退またはその逆にシフト切り替えが行えた時に、主動力伝達経路の変速比を高速側へ移行させるように制御して、シフト方向と同方向に車両が走行し始めるまで2方向差動クラッチ88のスイッチを遅らせる。
請求項(抜粋):
エンジンにより駆動される入力シーブ軸の回転を出力シーブ軸に伝達するための動力伝達経路として、前記入力シーブ軸に取付けられた入力シーブと前記出力シーブ軸に取付けられた出力シーブとの間に巻き掛けられたVベルトを介する主動力伝達経路と、該主動力伝達経路の変速比が最大変速比近傍にある場合に前記入力シーブ軸の回転を2方向差動クラッチを介して出力シーブ軸に伝達可能な前記主動力伝達経路の最大変速比よりも僅かに小さい変速比を有する副動力伝達経路とを設け、前記入力シーブもしくは前記出力シーブのシーブ間隔は制御装置によりモーターを介して運転状況に応じて可変に構成したVベルト式無段変速機において、前記制御装置は、車両が停止寸前の走行状態で前進から後退またはその逆にシフト切り替えが行われた時に、該シフト方向と同方向に車両が走行し始めるまで、前記主動力伝達経路の変速比が前記副動力伝達経路の変速比よりも高速側(変速比小側)に移行するように前記モーターを介しシーブ間隔を制御することを特徴とするVベルト式無段変速機におけるシーブ制御方法。
IPC (4件):
F16H 9/00 ,  F16H 61/02 ,  F16H 59:08 ,  F16H 59:44

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