特許
J-GLOBAL ID:200903002330130014

パターン認識用特徴ベクトルの次元圧縮のための特徴変換行列の演算方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104463
公開番号(公開出願番号):特開平7-296169
出願日: 1994年04月20日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 判別分析法を用いてパターン認識用特徴ベクトルの次元圧縮に必要な特徴変換行列(判別行列)を演算する方式において、いかなる場合でも判別分析が実行でき、且つ判別行列の整数化が容易にできるようにするための改良を提供することにある。【構成】 特徴ベクトル集合から級間分散行列を計算する(10、11、12、13)。また、全共分散行列の固有値及び固有ベクトルを計算し(13、14)、次いで、所定の固有値寄与率に基づいて、全共分散行列の固有値の有効次元数を決定し(15)、全共分散固有値のうち有効次元数以上の高次元の固有値を、有効次元数の固有値で置換又は削除する(16)。次に、高次元固有値を置換又は削除した後の全共分散固有値及び固有ベクトルを用いて、級間分散行列を線形変換し(17)、そして、線形変換した級間分散行列の固有ベクトルと全共分散行列の固有値及び固有ベクトルとを用いて特徴変換行列を演算する(18、19)。
請求項(抜粋):
与えられた特徴ベクトル集合から級間分散行列と全共分散行列とを計算し、前記全共分散の固有値及び固有ベクトルを用いて前記級間分散行列を線形変換し、そして、線形変換した前記級間分散行列の固有ベクトルと前記全共分散行列の固有値及び固有ベクトルとから、パターン認識用特徴ベクトルの次元圧縮のための特徴変換行列を演算するように構成された、判別分析法を用いた特徴変換行列の演算方式において、所定の固有値寄与率に基づいて、前記全共分散行列の固有値の有効次元数を決定する有効次元数決定手段と、前記全共分散行列の固有値に関し、全次元の固有値の値レンジが前記有効次元数以下の次元の固有値の値レンジにまで狭まるよう、前記有効次元数を越える高次の固有値に対し所定の値変換処理を施す全共分散固有値変換手段と、を備え、前記級間分散行列の線形変換及び前記特徴変換行列の演算において、前記全共分散行列の固有値として、前記値変換処理を経た後の固有値を用いることを特徴とする、パターン認識用特徴ベクトルの次元圧縮のための特徴変換行列の演算方式。
IPC (2件):
G06T 7/60 ,  G06T 7/00
FI (2件):
G06F 15/70 350 Z ,  G06F 15/70 460 B

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