特許
J-GLOBAL ID:200903002331606713

十字軸継手とヨークとの結合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-227198
公開番号(公開出願番号):特開2004-068879
出願日: 2002年08月05日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】十字軸継手とヨークとの結合構造において、外輪カップのがたつきを補正するための作業を省略できるようにし、ローコスト化する。【解決手段】ヨーク2に備える一対の突片21,22の貫通孔23,24に、十字軸継手1の十字軸4において180度対向する2つのトラニオン41,42がころ軸受5A,5Bを介して嵌入されている。貫通孔23,24の内周面において外側開口側に設けられる周溝25に対して弾性的に拡径、縮径可能なスナップリング10が縮径した状態で係合装着されている。周溝25が、スナップリング10の拡径復元力を受けてころ軸受5A,5Bの外輪カップ8をトラニオン41,42側へ押圧する押圧力を生む形状とされている。このように、単一種類のスナップリング10を周溝25に装着するだけであって、従来例のように厚みの異なる多数のスナップリングを用意したり、また、シムによる隙間調整を別途行う必要がない。【選択図】 図3
請求項1:
十字軸継手と、平行に対向する一対の突片を有するヨークとを結合する構造であって、 前記十字軸継手が、十字軸と、4つのころ軸受とを有し、前記ころ軸受が、複数のころと外輪カップとを有し、 前記ヨークの各突片に、前記十字軸において180度対向する2つのトラニオンがそれぞれ前記ころ軸受を介して嵌入される貫通孔が設けられているとともに、この各貫通孔の内周面において外側開口側にそれぞれ周溝が設けられており、 前記周溝に対して弾性的に拡径、縮径可能なスナップリングが縮径した状態で係合装着されることによって、前記貫通孔からの前記外輪カップの抜け出しが阻止されており、 前記周溝が、前記スナップリングの拡径復元力を受けて前記外輪カップを前記トラニオン側へ押圧する押圧力を生む形状とされている、十字軸継手とヨークとの結合構造。
IPC (2件):
F16D3/41 ,  F16B21/18
FI (2件):
F16D3/41 M ,  F16B21/18 F
Fターム (3件):
3J037AA08 ,  3J037BA01 ,  3J037JA12
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-155625
  • 十字ジョイント及びその組付け方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-267358   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭59-155625
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