特許
J-GLOBAL ID:200903002338523929

軽金属表面に金属層を施与するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 武久 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-565431
公開番号(公開出願番号):特表2003-526015
出願日: 2001年03月07日
公開日(公表日): 2003年09月02日
要約:
【要約】本発明は軽金属の表面に金属層を施与するための方法に関する。鉄(II)化合物を含有する水性析出浴の鉄が、上記析出浴に不溶性で寸法的に安定なアノードを用いて、電気分解的に表面に析出される。上記方法は内燃機関のシリンダ軸受面、及び自動車両エンジン用の高圧噴射システムの回転対称コンポーネントの、特にバルブ、ノズル及び他のコンポーネントのシリンダ軸受面を、摩滅・摩損に対する非常に高い耐性を有した層で被覆するのに特に適する。本発明はまた、好ましくはオルト亜燐酸塩及び/又は次亜燐酸塩を含有した化合物の存在下に鉄を析出することによって形成可能な超微小結晶質の鉄/燐の層に関する。当該層は、摩滅・摩損に対する良好な耐性に加えて、良好な腐食耐性を有する。
請求項(抜粋):
軽金属の表面に金属層を施与するための方法にして、鉄がFe(II)化合物を含有した水性の析出浴から、寸法安定で上記析出浴で不溶性のアノードを用いて上記表面に電気分解的に析出される方法において、 Fe(II)化合物が、Fe(II)化合物の酸化の際にアノードに生じるFe(III)化合物の鉄部品との反応で形成されること、及び アノード表面での電流密度が少なくとも一時的に、Fe(II)化合物のFe(III)化合物への酸化のためのアノード電流効率が少なくとも時間平均で析出浴からの鉄析出のためのカソード電流効率とちょうど同じ大きさである程度に高められることを特徴とする方法。
IPC (4件):
C25D 21/14 ,  C25D 5/30 ,  C25D 7/10 ,  C25D 21/12
FI (4件):
C25D 21/14 E ,  C25D 5/30 ,  C25D 7/10 ,  C25D 21/12 A
Fターム (9件):
4K024AA04 ,  4K024AA15 ,  4K024BA05 ,  4K024BA06 ,  4K024BB04 ,  4K024BB05 ,  4K024CA02 ,  4K024CA06 ,  4K024GA03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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