特許
J-GLOBAL ID:200903002340849955

駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-252682
公開番号(公開出願番号):特開2002-061677
出願日: 2000年08月23日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】従来に比して外側回転部材の強度を上げる材料を使用することが可能であり、電磁クラッチを作動した際に、複雑な磁路を形成することがないためアーマチャ吸引不良(アーマチャ作動不良)を生ずることがなく、駆動力伝達不良が生じない駆動力伝達装置を提供する。【解決手段】駆動力伝達装置は、互いに同軸的かつ相対回転可能に位置する鉄材のみからなる外側のフロントハウジング31aと内側のインナシャフト30bとの間に配設された摩擦クラッチ34、電磁石33に対する通電により作動して前記摩擦クラッチ34を摩擦係合させるアーマチャ35を備える。アーマチャ35を鉄材にて形成し、アウタクラッチプレート34bに対向しない他の側面をアルミニウムAにて覆う。この結果、電磁石33への通電により、アーマチャ35は鉄材からなる第2カム部材38側へ吸引されることなく、正確に電磁石33側へ吸引される。
請求項(抜粋):
互いに相対回転可能に位置する内外両回転部材間に配設された摩擦クラッチと、通電により作動して前記摩擦クラッチを摩擦係合させる電磁式の駆動手段を備え、同駆動手段を、前記外側回転部材の内側に位置して前記摩擦クラッチと対向するアーマチャと、前記外側回転部材の外側に位置して同外側回転部材の側壁を挟んで前記摩擦クラッチと対向する電磁石を備えた構成とし、同電磁石への通電により前記アーマチャを吸引して前記摩擦クラッチを摩擦係合し、同摩擦クラッチの摩擦係合力にて前記両回転部材をトルク伝達可能な連結状態とする駆動力伝達装置において、前記アーマチャの摩擦クラッチと対向する側面側を磁性材にて形成し、摩擦クラッチと対向しない他の側面を非磁性材にて覆ったことを特徴とする駆動力伝達装置。
IPC (3件):
F16D 27/115 ,  F16D 27/12 ,  F16D 48/06
FI (3件):
F16D 27/12 Z ,  F16D 27/10 351 Z ,  F16D 27/16 A
Fターム (8件):
3J057AA01 ,  3J057AA09 ,  3J057BB04 ,  3J057GA49 ,  3J057GB21 ,  3J057GE16 ,  3J057HH02 ,  3J057JJ05

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