特許
J-GLOBAL ID:200903002343241877
車両用自動変速機の油圧制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190438
公開番号(公開出願番号):特開平7-042822
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 シフト操作体が走行位置から非走行位置へ操作された直後に再び走行位置へ操作されても、シフト感が損なわれることのない車両用自動変速機の油圧制御装置を提供する。【構成】 復帰判定手段130によりアキュムレータAC2の段付ピストンが元位置へ復帰していると判定された場合には、背圧制御手段132によりアキュム背圧制御弁100から出力される背圧PACC は所定の第1の値PACC (DR1)とされるが、アキュムレータAC2の段付ピストンが元位置へ復帰していないと判定された場合には、背圧制御手段132によりアキュムレータAC2の背圧PACC は上記第1の値PACC (DR1)よりも低い第2の値PACC (DR2)とされる。アキュムレータAC2の段付ピストンが元位置へ復帰しない状態でN→R操作が行われても、アキュムレータの背圧が通常の第1の値PACC (DR1)よりも低い第2の値PACC (DR2)とされる。
請求項(抜粋):
所定の摩擦係合装置が係合させられることによって所定の動力伝達経路が形成される車両用自動変速機において、シフト操作体が所定の走行レンジに操作されたときに前記摩擦係合装置に作動油を供給し、非走行レンジに操作されたときに該摩擦係合装置から作動油を排出させる切換弁と、ピストンによって形成される可変容積室を有し、該可変容積室が前記摩擦係合装置に接続されたアキュムレータと、該アキュムレータのピストンの裏側に作用させる背圧を出力する背圧制御弁とを備えた油圧制御装置であって、前記シフト操作体が前記走行レンジへ操作されたときに、前記アキュムレータのピストンが元位置へ復帰しているか否かを判定する復帰判定手段と、該復帰判定手段により前記アキュムレータのピストンが元位置へ復帰していると判定された場合には、前記背圧制御弁から出力される背圧を所定の第1の値とするが、該復帰判定手段により前記アキュムレータのピストンが元位置へ復帰していないと判定された場合には、該背圧を該第1の値よりも低い第2の値とする背圧制御手段と、を、含むことを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
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