特許
J-GLOBAL ID:200903002349768060
フィルタ装置およびフィルタリング方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336747
公開番号(公開出願番号):特開平10-178641
出願日: 1996年12月17日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】伸長復号後の映像データを時間的にフィルタリングすることにより映像品質を向上させる。【解決手段】符号反転回路200〜比較回路210,212は、カレントデータCi および前後のデータFi ,Bi の各画素の差分値が所定の値(Q/α)未満であるか否かを判定する。絶対値回路206,208〜比較回路226,228は、データCi とデータFi ,Bi の差分値の絶対値の総和が、閾値Maeth未満であるか否かをマクロブロック単位で判定し、加算器230,232〜比較回路242,244は、データCi とデータFi ,Bi の差分値の総和の絶対値が、閾値DCth未満であるか否かをマクロブロック単位で判定する。これらの判定結果に応じ、正しく動き補償されたマクロブロックの適切な画素に対してのみフィルタリングを行い、映像の品質の向上を図る。
請求項(抜粋):
複数の映像データをBピクチャーおよび他の種類のピクチャーに圧縮し、伸長した前記Bピクチャーを、伸長した前記Bピクチャーの前後のピクチャーを用いてフィルタリングするフィルタ装置であって、伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分の絶対値の総和それぞれを算出する絶対値総和算出手段と、伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値の総和それぞれを算出する差分値総和算出手段と、伸長した前記Bピクチャーの画素と、伸長した前記前後のピクチャーの対応する画素との差分値それぞれを算出する差分値算出手段と、算出した前記絶対値総和および前記差分値総和が所定の第1の条件を満たす場合に、伸長した前記Bピクチャーの画素の内、算出した前記差分値が所定の第2の条件を満たす画素を検出する画素検出手段と、検出した前記画素に対してのみ、伸長した前記前後のピクチャーの画素を用いたフィルタリングを行うフィルタリング手段とを有するフィルタ装置。
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