特許
J-GLOBAL ID:200903002367409922

岩盤地下水取水施設

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-309321
公開番号(公開出願番号):特開2006-118298
出願日: 2004年10月25日
公開日(公表日): 2006年05月11日
要約:
【課題】 淡水レンズの塩水化防止を確実に行える岩盤地下水取水施設を提供する。【解決手段】 取水源は、淡水からなる地下水が凸レンズ状になった淡水レンズ3であり、淡水レンズ3は、高透水性岩盤1内に浸透した海水に浮いた状態で安定している。本発明に係る岩盤地下水取水施設は、地表から淡水レンズ3の底面近くまで掘り下げた立坑5の下位部から淡水レンズ3に向けて略水平放射状に削孔された注水孔7と、立坑5から淡水レンズ3に向けて略水平放射状に削孔され、淡水レンズ3内において注水孔7の上方に延在する集水孔6とを備えている。立坑5の下位部は、集水孔6によって集水された地下水を貯留するための吸水槽5aとなっており、立坑5内には、吸水槽5aから地上まで配設された揚水管9と揚水管9の末端に接続された揚水ポンプ8からなる揚水手段を備えている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
島嶼において淡水からなる地下水が凸レンズ状になった淡水レンズを取水源とする岩盤地下水取水施設であって、 地表から前記淡水レンズ内まで掘り下げられ下位部を吸水槽とする立坑と、当該立坑の下位部から前記淡水レンズに向けて削孔され、供給水を前記淡水レンズに送水する注水孔と、当該注水孔より上方の前記淡水レンズ内において前記立坑から前記淡水レンズに向けて削孔され、地下水を集水して前記吸水槽に送水する集水孔とを備えることを特徴とする岩盤地下水取水施設。
IPC (3件):
E03B 3/06 ,  E03B 3/11 ,  E21B 43/00
FI (3件):
E03B3/06 ,  E03B3/11 ,  E21B43/00 B

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