特許
J-GLOBAL ID:200903002370488418

音響信号へのデータ埋め込み装置およびデータ抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-260761
公開番号(公開出願番号):特開2000-089796
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 従来の音響信号へのデータ埋め込みでは、(1)伝送による雑音の混入、操作に対する耐性に問題がある、(2)埋め込みデータを埋め込んだ音響信号と原音響信号との間に聴感上の差が生じ易い、(3)埋め込み、抽出の処理が複雑、かつ(4)埋め込み可能なデータ量が少ないなどの解決すべき課題があった。【解決手段】 埋め込み側においては、埋め込みデータに応じて生成したインパルス応答関数(3)と原音響信号との畳み込み処理(4)により埋め込みデータを埋め込み、抽出側においては、埋め込みデータを埋め込んだ音響信号と原音響信号とを対象にクロススペクトル法を用いることにより埋め込みデータを抽出するようにした。
請求項(抜粋):
入力ディジタル音響信号に埋め込みデータを埋め込む音響信号へのデータ埋め込装置において、前記ディジタル音響信号を一定時間長のフレームに順次分割する埋め込み側フレーム分割部と、前記埋め込みデータを予め設定したNビット毎に分割するNビット分割部と、該分割されたNビット毎の埋め込みデータについて、遅れ時間0で振幅1の原ディジタル音響信号に対応した1つのインパルスと、そのインパルスからの遅れ時間がそれぞれ予め定められた基本時間間隔の素数倍であって予め定められた振幅をもつ0〜N個のパルスからなる前記Nビット毎の埋め込みデータに対応したインパルス列とにより構成されるインパルス応答関数を作成するインパルス応答作成部と、前記埋め込み側フレーム分割部の出力信号である1フレーム分のディジタル音響信号と前記インパルス応答関数とを畳み込み演算して、前記Nビットの埋め込みデータを埋め込んだ1フレーム分のディジタル音響信号を作成する畳み込み演算部と、前記Nビットの埋め込みデータを埋め込んだ1フレーム分のディジタル音響信号を時間軸上で順次合成して、埋め込みデータを埋め込んだ一連のディジタル音響信号を出力する埋め込み側フレーム合成部とを少なくとも具えたことを特徴とする音響信号へのデータ埋め込み装置。
IPC (4件):
G10L 19/00 ,  G09C 5/00 ,  G11B 20/10 ,  G11B 20/10 301
FI (4件):
G10L 9/18 A ,  G09C 5/00 ,  G11B 20/10 H ,  G11B 20/10 301 Z
Fターム (9件):
5D044AB05 ,  5D044DE28 ,  5D044DE49 ,  5D044DE50 ,  5D044GK17 ,  5D044GL18 ,  5D044GL47 ,  5D044HL08 ,  5D045DA20

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