特許
J-GLOBAL ID:200903002381731845

汚泥処理方法および汚泥処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-367457
公開番号(公開出願番号):特開平11-169892
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 汚泥にリンを高濃度に摂取させることができ、汚泥の脱水によりリンが放出されることが無い汚泥処理方法と、汚泥処理装置を提供する。【解決手段】 生物処理槽20から排出される汚泥を汚泥受槽40に導いて空気攪拌等で混合・攪拌し、これら汚泥の質・量の変動を吸収して均一化した後に汚泥循環槽50に送り出し、均一化した汚泥を汚泥循環槽50と汚泥接触槽60との間で循環させ、汚泥接触槽60で種々の金属類を含む腐植質ペレットと接触させて散気処理し、化学反応と好気性生物反応を行って汚泥の調質を行うとともに、汚泥循環槽50内の汚泥の酸化還元電位を検出して酸化還元電位が所定の値以上の時にのみ汚泥を混和槽80に送出して凝集剤と混合して脱水機90で脱水し、脱水ケーキ中にリンを高濃度に含有させ、脱水によりリンが脱離液や処理水中へ放出することを防止する。
請求項(抜粋):
汚泥を汚泥受槽に貯留して散気処理を施し、該汚泥受槽内の汚泥を汚泥循環槽に送出して該汚泥循環槽で汚泥に散気、攪拌処理を施すとともに、該汚泥循環槽と汚泥接触槽との間で汚泥を循環させて該汚泥接触槽で腐植土に金属類を配合した腐植質ペレットを汚泥に接触させて散気処理し、汚泥に好気性生物反応を行うとともに、前記汚泥循環槽内の汚泥の酸化還元電位を設定値以上に高めて混和槽に送出し、該混和槽で汚泥に凝集剤を添加し、該混和槽で凝集剤と混合した汚泥を脱水機で脱水して脱水ケーキとすることを特徴とする汚泥処理方法。

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